こんにちは、泉です。
金沢競馬県営第九回の前半戦が終了しました。
今回はムーンファーストでMRO金賞を制し重賞初制覇を果たした
栗原大河騎手に重賞制覇から少し時間が経過しての現在の心境
さらには騎手という仕事への意識について大川アナがインタビュー
―初めて重賞を制しました。
「(重賞を勝った事で周りから)多くの祝福の言葉を頂いて有難いなと
思います。これまで重賞には何度か乗せてもらってたんですけど
勝てるイメージがなくて。(勝ってるジョッキーを)後ろから見て
『いいなあ』と思っている事ばかりだったので、自分が勝つという事が信じられなかったです。本当に嬉しかったですし、人気薄で勝った事も自信につながりました。(重賞制覇は)想像もつかなかったですが
勝ってからはあの興奮をもう一度味わいたいなと思うように
なりました。重賞勝った時の写真を玄関に飾ってあるんですけど
朝起きて攻め馬に行くたびに、頑張ろうっていう気持ちになります。」
―コンビを組んだムーンファーストはどんな馬?
「ホンットに乗りやすい馬です。(当日オッズ等を見て)アレ?もっと期待されてもいいのにとは思いました。しかし一方でこれならマーク
されずに逆にラッキーという思いもありました。(セールスポイントは)
スタミナがあって長い脚が使えますし砂を被っても大丈夫なので
どこからでも競馬ができます。」
―騎手という仕事について今考える事は?
「ホント一つ勝って、一つ勝って、というのが嬉しくて、騎手をやってて良かったなと思っている中で今回は特に重賞を勝てたという事で
気持ちの面でもさらに頑張るぞと前向きになれます。
それから、より初心を忘れないようにと思うようになりました。
攻め馬して、馬を集めて、っていうのが本当に大事だなって。
最初の頃の思いを忘れずガムシャラにやっていきたいです。
だから今は忙しいですがとにかく乗せてもらえる事が有難いです。
たとえ印のついていない馬、人気のない馬でも、一つでも前に持って
くる事が自分の仕事だと思っているので、そういう馬でもしっかり
アピールして、これから名を上げていければと思っています。」
―成績も上昇していますが去年から今年にかけて変わった事は?
「去年も沢山乗せてもらいましたが、今年はさらにチャンスのある馬に
多く乗せてもらってると感じています。他の厩舎に営業に行ったりする事がやはり大きいです。その中で自分自身勝つイメージを覚えてきた
というのもあります。」
―ファンへのメッセージを
「今回重賞を勝って自信にもつながりましたし、ムーンファーストと
一緒に自分も成長できればいいなと思っています。
それから金沢でのYJS。ここでの結果次第で大井と中山に行けるか
どうか決まってくるので、絶対ファイナルラウンドに行って
全国のファンの皆さんにお会いしたいと思います。
今3位なんですけど、ホントここが勝負だと思います。」
デビュー前の候補生時代から知る大川アナによると
~もちろん終始笑顔でしたが、言葉を選びながら一生懸命こたえてくれました。デビュー当時(デビュー前)のことを思うと、急に大人になった印象を受けました。少年が大人になった感じ?~との事。
騎手としても人間としても伸び盛りの中で重賞初制覇という大きな
ターニングポイントを迎えた栗原騎手。今後どのような騎手へと成長を遂げるのか楽しみですが、まずは自身のコメントにもあった次週8/22のYJSトライアルラウンド金沢に注目です。ケガの療養中のため欠場と
なってしまった柴田騎手の分まで活躍期待しています!
(YJSの詳細についてはこちら)
日曜日には場内で夏らしくスイカのふるまいがありました。
この大きいスイカを
スタッフの方が切り分けてお客様へ提供というスタイル
次週8/20に行われるイベント(こちら)の中には”そうめんふるまい”
がありますが、これはなかなか珍しいのでは?個人的にどういう形でお客様に提供されるか気になります。もしや流しそうめん形式では・・・(そんな事はないと思いますが)
次週8/20、22もぜひ金沢競馬お楽しみ下さい!