1月11日、笠松競馬場でおこなわれた重賞・第18回白銀争覇で、金沢所属馬がワンツーフィニッシュを決めました。金沢所属馬が遠征で好結果を出すことの多かった昨年ですが、他場でおこなわれる重賞でワンツーというのは、なかなかないことで、一種の偉業と言えます。
金沢競馬ファンのみなさんには、年明け早々、うれしいニュースだったのではないでしょうか。
勝ったのは、トウショウクエスト。
JRAから転入して2戦、いずれも2着でしたが、馬体がしぼりきれなかったこと、この馬には距離が長過ぎたということが原因と思われます。実績からすれば、やはり重賞級の力量の持ち主だったということです。
そのトウショウクエストを、金沢でやぶったのが、2戦ともにケージーアメリカンでした。こちらが白銀争覇では2着。混戦の2着あらそいを、短い直線でするどく追い込んでさばき、力のあるところを見せました。
冬休み中の金沢競馬ですが、所属馬・所属騎手の活躍は続きます。
春のシーズン開幕まで、あと2ヶ月。その間に、またこうした活躍のニュースがありますように。
トウショウクエストを管理する、佐藤茂調教師に、メールでお話をうかがいました。
~以下、佐藤茂調教師からいただいたメール~
1400メートルの距離は合うと思います。
身体は、上手く絞れましたし、良い追いきりが、勝因です。
レース後も元気です。
2月28日の笠松のオッズパークグランプリ1400メートルの競馬に参加させたいと思います。
中央の成績から、あの位のパフォーマンスは、期待していましたので、ようやく適切な距離で実力が出せたと思いました。 佐藤茂厩舎