金沢競馬担当日記

金沢競馬担当日記

金沢競馬のレース実況を担当するアナウンサーが、金沢競馬に関するあれこれをつづります。

こんにちは、泉です。

今年の金沢競馬、3/11に開幕を迎えました。

今年もどうぞ金沢競馬をよろしくお願いします。

 

 

まず今年の金沢競馬、馬場傾向が大きく変わりました。

これまでは地方競馬の中でも比較的「軽い」とされてきた

金沢の馬場ですが、これが一転時計の掛かる馬場に。

 

当日の朝、騎手の皆さんからは「重いね」「深いよ」

と伺ってはいましたが、実際に1レースを見ると・・・

 

明らかに流れが遅い。

 

そして勝ち時計を見てびっくり。

1:43.7

これまでより4~5秒ほど掛かる馬場へと変貌を遂げました。

 

騎手の皆さんは概ね「どうしても探り探りになる。」とのことで

柴田騎手は「これまでならこのペースで押し切れると思って

いた感じでいっても止まってしまう。」

と難しさを教えてくれました。

 

ぜひファンの皆さんも馬場の変化を頭に入れて

今年の金沢競馬をお楽しみください。

 

開幕の開催から多くの有力馬が参戦しました。

昨年の年度代表馬であるエムティジーク

百万石賞で"もう一度"輝きを取り戻したナミダノキス

快速馬マリンデュンデュンなどが登場。

 

 

エムティジークも参戦した開催初日の準重賞・若駒賞を

制したのはピカピカピロコ。

エムティジークとのハナ差の接戦を制しました。

 

松戸騎手は「いい脚でしたね。ビックリするくらいでした。

馬体が減っていたので、その回復も考えながらのローテになる

と思いますが今年が楽しみになりましたね。」

と手応えをつかんだ様子。

 

一方惜敗のエムティジーク・中島騎手は

「負けは負けですから。」とサッパリした様子。

ただ、「序盤番手につけてという形は佐藤先生と話した通り

に出来ましたし、思った通りの競馬はできました。

 

遠征の精神的ダメージがあったら困るなと思っていましたが

それが感じられなかったのは良かったです。

 

本当はもっと控えて2列目から構える形も試してはみたいですが

使うレースがどうしても重賞級になるので

試す場がないというのが正直なところですね。

 

最後は止まってしまいましたが

これは馬場もあったと思います。

そのあたりは今後様子見ですね。」

 

と次に向けて前向きな様子でした。

条件的に今回は休み明けに加え58㎏を背負っていたことを

考えると、上積みは大きいことが想定されます。

なんといっても年度代表馬に輝いたあのパフォーマンスの数々

を考えると今年の3歳戦線も楽しみが膨らみます。

 

 

A1のレースは距離選択の2レースで行われ1400mを勝ったのは

マリンデュンデュン。

松戸騎手は「1~2コーナーでは少しハミを噛んでしまったけど

すぐになだめることができました。勝ちに行く競馬をした分

終いは少し甘くなりましたけど結果を出してくれて良かった。

 

今の重い馬場なら1400~1700mぐらいでも

面白いかもしれませんね。」

 

とニッコリ。

中日杯を制するなどここのところ短距離の印象が薄れていた

マリンデュンデュンですが考えてみれば元々はスピードで

圧倒していた馬。

 

「ピロコもそうですしデュンデュンとも重賞獲りたいですね。」

 

と松戸騎手は今シーズンの意気込みを語ってくれました。

 

そこへ「松戸さん僕からばっかり勝つじゃないですか!」と

笑顔で入ってきたのが2着ハクサンバード騎乗の栗原騎手。

 

「今回はこちらの思った以上にデュンデュンが走ったというのと

バードが思った以上に止まってしまった感じですね。」

 

と敗因を分析。

中央競馬から未勝利で転入し2勝を挙げて中央へ再転入。

そこから3勝クラスを勝つまでに出世し金沢へ再び帰ってきた

ハクサンバード。金沢でもうひと花咲かせる可能性は十分です。

 

 

 

距離選択のもう1レース、1700mを制したのは

リュウノブレイク。

あのファンセレクトカップを思い出すような鮮やかな末脚で

差し切りました。

パドックでの記者の方の判断からも決して開幕から

万全ということでもなかったのでしょうが

それでも鋭い差し脚を見せつけてくれました。

 

そして2着にはヴェルテックス。

かつて名古屋グランプリを制した大物が金沢にやってきました。

直前まで在籍した南関東では思わしい結果を残せずにいたよう

ですが、そういう馬と中島騎手のコンビというのは

金沢で蘇ったマンガンを思い起こさせます。

 

ナミダノキスは4着でしたが、レース当日の朝

柴田騎手に伺うと「昨年の春先よりは大分いいですよ。」

ということだったのでここからの巻き返しに期待です。

 

このレースは開催最終日の最終レースに組まれていたので

レース後に騎手の皆さんに話を伺うことはできませんでしたが

また折にふれファンの皆様にお伝えしたいと思います。

 

 

多くの実力馬が出走し、今年の金沢競馬を占う上でも

見どころの多かった開幕開催。

昨年から激変した馬場ですが、これから整備の状況や

馬や騎手の皆さんが慣れてくるとさらに傾向は変化するかも

しれません。ぜひ金沢競馬から目を離さないでください。

 

次の開催は令和7年度の最終開催、県営第十九回の開催です。

 

変則的な日程で

3/24,27,28,29の4日間で行われます。

 

ご来場ご観戦お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、泉です。

金沢競馬は2025年の開催が終了。

今年も金沢競馬をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

 

 

最終開催は残念ながら降雪の影響で初日が取り止めに。

(馬場がシャーベット状になってしまい、馬が走るには

危険な状況に)

 

しかし、2日目・3日目と開催することができ、多くのお客様に

ご来場いただきました。

年内の開催最終日となった12/28はJRAの有馬記念が場外発売

されることも相まって大変盛り上がりました。

 

金沢競馬2025年のラストレースは

重賞・金沢ファンセレクトカップ。

出走馬は

 

①リュウノブレイク(記者選抜)

 

②ナミダノキス(ファン投票3位)

 

③ショウガフクキタル(ファン投票12位)

 

④ハクサンツキミテイ(ファン投票17位)

 

⑤マリンデュンデュン(ファン投票4位)

 

⑥ウェザーコック(ファン投票16位)

 

⑦コパノフランシス(記者選抜)

 

⑧ダイヤモンドライン(ファン投票11位)

 

⑨エコロブレード(ファン投票19位)

 

⑩オヌシナニモノ(ファン投票1位)

 

⑪ハクサンパイオニア(ファン投票7位)

 

⑫ダブルアタック(ファン投票20位)

 

以上の12頭。

 

 

ファン投票1位のオヌシナニモノが1番人気。

2番人気にファン投票3位のナミダノキス。

3番人気はリュウノブレイクでした。

 

レースは序盤から激しくなります。

ダッシュがついたマリンデュンデュンに何が何でも

の姿勢でハクサンパイオニアが絡んでいって

元々スピードに勝るタイプのオヌシナニモノも

ついていく形になり序盤はかなりの縦長に。

 

向正面に入りハクサンパイオニアが先頭に立ち

落ち着きかかったところで今度はマリンデュンデュンが動き

なかなかレースは落ち着きません。

オヌシナニモノもマリンデュンデュンを楽にさせる訳にいかず

これを追いかけ、前を行く各馬には厳しいペース。

 

かといって後ろもあまりタメるという訳にはいかず

ハクサンツキミテイも手が動いて、ナミダノキスも

ビシビシ柴田騎手のステッキが飛んで前を追います。

 

4コーナーで抜け出ていたマリンデュンデュンに対し

オヌシナニモノは手応えが劣勢に。ここで後ろの各馬が

一気に迫ってきます。

 

外からナミダノキス、内からハクサンツキミテイ

更には上手く立ち回ったウェザーコック

これらが迫る中、ただ一頭違う脚を使ったのが

リュウノブレイク。

 

前半は後方で息を潜めていたリュウノブレイクが

実に鮮やかな一気の追い込みで差し切って勝負あり。

金沢競馬の2025年ラストを飾るにふさわしい好レースでした。

2着には地力に勝るナミダノキス、3着に栗原騎手の

立ち回りが光ったウェザーコックが入りました。

 

 

リュウノブレイク号関係者の皆様おめでとうございます!

 

 

鈴木騎手コメント

「馬を信じて良かったです。調教師に腹を括って乗れ

と言われたので、慌てることはなかったです。

いい指示でした。

 

(直線の手応えは)もうこれは勝ったなと思いました。

もう後はがむしゃらに追うだけだと。

 

(久々の重賞制覇は)ありがたいですし、嬉しいですね。

 

(今年最後のレースを制して)いい気分で新年を迎えられます

ありがとうございます。

 

これからも金沢競馬をよろしくお願いします。」

 

 

加藤調教師からの指示とはいえ、あそこまで脚をタメる

競馬に徹することができるのが仕事人【いぶし銀】鈴木太一

の真骨頂のように思いました。

 

鈴木騎手は2015年のサラブレッド大賞典(ライブザドリーム)

以来10年ぶりの重賞制覇。

地道な仕事で金沢競馬を支える苦労人に少し遅れた

クリスマスプレゼントが届いたということかもしれません。

本当におめでとうございます!

 

 

話題は変わって今シーズン勝ちに勝ちまくった中島龍也騎手。

今年金沢競馬で積み重ねた勝ち星は最終的に194

これは平成7年度(1995年度)に渡辺壮騎手がマークした

記録に並ぶタイ記録となりました。

当時は年度、現在は暦年でシーズンを区切っているので

シーズンの概念に少し違いはあるものの、大変な記録に

肩を並べることとなりました。

こうなると今年は浸水被害による開催の中止

今開催も降雪による取り止めがあったこと悔やまれますが

記録更新は来年以降に期待しましょう。

(ちなみに渡辺騎手は渡辺騎手で465戦194勝ととてつもない

高勝率での記録です)

 

また、12/27の2Rで栗原大河騎手が地方競馬通算800勝達成。

今年は117勝をマークし大台の1000勝も視野に入ります。

こちらも来年以降の飛躍に期待です。

 

さて金沢競馬、新年は3/11に開幕します。

それまでは冬休みということになりますが

この冬も多くの騎手が他場へ期間限定騎乗で参戦。

金沢競馬公式HPやSNSでもお知らせしていますので

ぜひチェックして冬季休催中は金沢の騎手を応援してください。

 

そしてこの原稿をアップする当日には

笠松・ライデンリーダー記念にエムティジークが参戦!

果たして結果はどうなるか、楽しみです。

 

それではファンの皆様、春にまたお会いしましょう!

 

 

 

 

 

金沢競馬、県営第16回(通算19回)開催が終わりました。

この開催は変則日程で、

 

14日(日)

15日(月)

16日(火)

19日(金)

 

以上の4日間でおこなわれました。

 

クリスマス間近。場内にはクリスマスツリーも飾られて、

 

 

 

これをよく見ると、オーナメントには金沢所属騎手の勝負服が。

 

 

毎年、目を楽しませてくれています。

 

12月ともなると、金沢はじめ北陸地方はお天気がすぐれません。例年、雨や雪に見舞われる中の開催となり、空模様は変わりやすく、降ったかと思うと日がさして明るくなるというのを繰り返します。

すると、

 

 

 

条件次第では、こうして虹がかかります。これまた毎年のことですので、この時季に金沢競馬の担当になると、これを見るのが楽しみのひとつです。以下、今年の金沢競馬虹コレクション。

 

 

 

(根元までくっきり)

 

(よく見ると副虹が見えています)

 

ただ今年は今のところ気温が高く、雪を見ることはなく、この調子ならば年内、降雪による開催への影響はなさそうです。

そして、この開催最終日は季節外れの快晴にめぐまれ、

 

 

遠く、雪をかぶった白山をくっきり望むことができました。気温も高く、たいへん穏やかな競馬日和となりました。繰り返しますが、この季節の北陸としては、こうしたお天気は非常に珍しいものです。

 

 

金沢競馬の開催は、年内あと3日間、そのあとは3月半ばまで冬季休催期間となります。

この冬、他場で期間限定騎乗を敢行する騎手が発表されました。

 

 

 

誠心不屈・魚住謙心騎手。笠松・伊藤強一厩舎所属で1月1日〜1月31日。

 

「佐賀で期間限定騎乗させていただいてきましたが、笠松は初めてです。慣れない馬場、慣れない土地でどうなるかわからないですけど、恥のない結果を残せるよう頑張ります!」

 

 

 

世界の競馬を知る名手・米倉知騎手。笠松・伊藤強一厩舎所属で12月21日〜3月21日。

 

「笠松を選んだのは、近いから。頑張りますよ!」

 

なぜだかコーヒー飲料をかざして写ってくれました。

 

 

意外性のエンターテイナー・服部大地騎手も笠松で期間限定騎乗します(タイミングあわずお会いできませんでした。申し訳ありません)。

笠松・伊藤勝好厩舎所属で期間は1月3日〜2月20日です。

 

 

 

 

さすらいの重賞ハンター・吉原寛人騎手。高知・打越勇児厩舎所属で12月28日〜3月25日。

 

「通算3300勝達成が目標です。高知で挙げられるようにね。3ヶ月と長いので、いい馬との巡り合いがあればなと思います」

 

 

 

 

躍動飛翔・加藤翔馬騎手。高知・田中守厩舎所属で12月31日〜3月25日。

 

「高知での期間限定騎乗は3年目ですね。続けて呼んでもらえてるので、昨年以上の成績を残して、さらに続けて呼んでいただけるように」

 

 

 

 

金沢の龍・中島龍也騎手。高知・別府真司厩舎所属で12月31日〜2月28日。

 

「前回以上の数字を残せるように、ですね」

 

中島騎手は、19日終了時点で、今年金沢189勝

平成7年度に渡辺壮騎手が194勝をあげており、これが金沢の年間勝利数記録です。あと5つと迫りました!

 

「今年の目標は毎月20勝だったんですよ。200勝できればと思っていたんですが、浸水被害で1ヶ月、開催できなかったのでね。それで200はあきらめたんですけど。来年は毎月25勝ですね!」

 

年間最多勝記録に迫っている中島騎手、それどころか「あきらめた」と言う200勝も、もしかしたら?という勢いで勝ち星量産しています。この開催でも、初日から順に5・2・3・5勝をあげ、4日間計15勝!

 

「勝とう勝とうとすると勝てなくなるのがこの世界なので。もちろん芯では勝とうとしてるわけですけど、そう思うあまりに足掻いたり慌てたりしないことが、勝つためには必要なんじゃないかなと、今はそう思って乗っています」

 

 

実に30年ぶりに、金沢年間最多勝記録が更新されるかどうか、残り3日間の金沢本場開催での中島騎手の騎乗にご注目ください。

 

 

金沢競馬、暮れの名物準重賞・あての木賞(2歳 1500メートル)が3日目におこなわれ、中島騎手が騎乗したエムティジークが圧倒的な支持にこたえて圧勝しました。

 

 

 

(あての木賞パドックのエムティジーク 写真:泉悠介アナウンサー)

 

 

ここまで重賞3連勝と強さを見せてきたエムティジークはここも危なげなく逃げ切り、金沢の世代トップを誇示。

 

管理する佐藤茂調教師は、

 

「このあとはライデンリーダー記念を予定しています。レース間隔が詰まるので、中島騎手には無理せずと伝えてありましたし、ダメージはありません。

 

かなりの能力を感じるよ。追い切りでも古馬オープンの時計で上がってくるもん。

久方ぶりで牡馬でこれだけ動ける馬が出たなと思います。

 

テンはそんなに速くないから、いずれは番手や三番手からの競馬ができればとは思っているけど、今はスピードの違いでハナに行って勝ってる感じです」

 

ライデンリーダー記念は12月30日、笠松競馬場でおこなわれます。

初の遠征でどのような走りを見せてくれるか、楽しみです。

 

 

 

金沢競馬、2025年シーズンの本場開催は残すところあと3日間です。

 

 

12月

 

26日(金)

27日(土)

28日(日)

 

の日程です。

今年の最終開催、ぜひたくさんご参加ください!!

こんにちは。
今週の担当は百瀬です。

金沢競馬は県営15回開催の
後半3日間が終了。開催3日目の12月7日には
大一番・第61回中日杯が行われました。

百万石賞、白山大賞典、北國王冠と並び、
「四大重賞」に数えられる伝統の中距離レース。

今年は金沢所属の11頭が、
1着賞金1000万円の覇を競いました。


最終的な単勝人気は以下の通り。

1番人気:④クーアフュルスト(1.6倍)
2番人気:⑨ナミダノキス(4.1倍)
3番人気:⑧マンガン(6.3倍)


3頭が単勝10倍以下の人気でしたが、
1番人気の④クーアフュルストが2倍を切り、
抜けた支持を集めました。


レース映像はこちら

レース結果はこちら



逃げた昨年の覇者マリンデュンデュン
見ながらレースを進めた人気のクーアフュルスト

2週目3コーナーで先頭に立つと、
直線追い込んできたナミダノキス
強襲を振り切り先着。

2着はナミダノキス
休み明けでマイナス12キロでの出走でしたが、
地力を見せる走りでした。

3着は道中後方から終いにかけた
伏兵のダイヤモンドライン
3番人気のマンガンは伸びを欠き5着でした。




 

 

勝ったクーアフュルストは重賞初制覇。
そして鞍上の吉原寛人騎手は、
地方所属騎手による地方重賞201勝の新記録達成!

安藤勝己元騎手が笠松所属時代に打ち立てた

地方重賞200勝の最多勝利記録に12月3日の

大井・勝島王冠で並ぶと、中3日でこれを更新しました。



(笑顔でガッツポーズ!)

 

 





<吉原寛人騎手のコメント>
(表彰式インタビューより一部抜粋)


記録はかかっていましたが、楽しんで乗れました。


スタートもしっかり決めて、マリンデュンデュンに
脚を使わせながらの先行策でいけましたし、
想定通りの競馬ができました。

ハナに立つと遊ぶところもあるんですが、
マリンデュンデュン相手だと昨年のこともあるので
油断できない感じで乗りました。


(ナミダノキスに迫られ)
最後は少しヒヤッとしましたが、
1/2馬身凌げて良かったです。

金沢に来た時から調教にも
乗せてもらって、とても背中のいい馬で、
「これなら中日杯狙えますね!」と
オーナーにも話していたので、
無事にこのタイトルを獲れて嬉しく思います。


(201勝の新記録について)
199勝から足踏みしていたので、
このように200達成してすぐに201勝できたので
嬉しいですね。
次の目標は重賞231勝(※)ということに
なりましたので、是非見届けて頂きたく思います。

またよろしくお願いします!



※231勝は安藤勝己元騎手が
JRA移籍後に地方競馬で勝った数を含めた、
地方競馬の重賞最多勝利記録

 

 




<中日杯アラカルト>
優勝馬:クーアフュルスト
 

重賞は前走北國王冠に続き、
2回目の挑戦で初制覇。金沢移籍後は
3戦2勝、通算成績は21戦5勝。

重賞未勝利の中日杯制覇は
昨年のマリンデュンデュンに続き2年連続、
過去10年では2022年のヴェノムと合わせて3頭目。


勝利騎手:吉原寛人騎手


2025年の重賞23勝目が、
新記録の通算201勝目。
その後12月10日の船橋記念も勝ち、
今年の重賞勝利数は24としています。

ちなみに地方競馬所属騎手の
年間最多重賞勝利記録は、昨年自身が
マークした28勝です。

中日杯はサミットストーン(2013)、

グルームアイランド(2015)、ハクサンアマゾネス(2020,2021)

に続き5勝目。中日杯5勝は渡辺壮元騎手に並び、

歴代1位タイの記録。



勝利調教師:加藤和義師


2025年はMRO金賞に続き、
重賞8勝目で通算は43勝目。


当該レースはサミットストーン(2013)、
ハクサンアマゾネス(2020,2021,2023)と合わせて5勝目。
中日杯5勝は4勝で並んでいた金田一昌調教師、
黒澤四郎元調教師を抜き、単独1位の記録です。

(地方競馬情報サイトに記録の残る1973年以降の成績を集計)



クーアフュルスト号の関係者の皆さん、
優勝おめでとうございます!


(写真は全てクシマシロウ様、撮影提供)



中日杯が終わると
金沢競馬今年の開催も終盤、
年の瀬が近づいていることを感じますね。

年内の重賞も12月28日に実施される
「金沢ファンセレクトカップ2025」を残すのみです。
そして出走馬ファン投票の結果が先日発表されました!

詳細は金沢競馬公式ホームページの
こちらをご覧ください。



次開催の金沢競馬は、
12月14日(日)、15日(月)、16日(火)、19日(金)

県営第16回開催が行われます。


来週も金沢競馬でお楽しみ下さい!
 

12月に入りました。

金沢競馬は県営第15回(通算18回)開催の2日目まで終了しました。

 

今週の開催日は、この時期の金沢とは思えないほどの暖かさで、お天気にもまずまず恵まれました。

 

(ご覧の青空!…このあと雨も降りましたが)

 

 

騎手はじめ、関係者のみなさんとも、顔を合わせると

 

「暖かいですね!」

 

というのが挨拶のようになっていました(ニュアンスとしては、ちょっとおかしくない?という感じ)。

このまま年末開催までお天気で…というのは難しいでしょうけども、少しでもいい条件でレースがおこなわれてほしいと思います。

 

 

さて、今回ご紹介するのは、鋤田誠二調教師です。

 

開催2日目(12月2日)第5レースをノーブルジェネシスで勝ち、調教師として通算500勝を達成しました!

 

(記念撮影には大勢の騎手も駆けつけました。プラカードは藤田弘治調教師)

 

 

鋤田誠二調教師は、広島県福山競馬場所属で騎手として、通算2191勝。福山リーディングに6回輝くなど、受賞歴も多数、重賞は福山大賞典3連覇など34勝をあげた名手です。

 

2009年に調教師に転身し、2013年の福山競馬廃止にともない、金沢競馬に移籍、すぐさまサラブレッド大賞典をポセイドンで制しました。

 

普段からわれわれに対しても気さくに話しかけてくださるお人柄、そのお話もとても面白く、中でも得意な(?)ネタとして何度かうかがったのが、

 

 

「リーディングジョッキーレースで大井競馬場へ行ったときに、あなた達の先輩アナウンサーに名前の読み方を聞かれて、『鋤鍬のスキ』って答えたんじゃけど…」

 

 

というお話(先輩アナウンサーの名誉のため、オチは伏せさせていただきます。申し訳ありません)。

いつお話ししても楽しい鋤田調教師です。

 

 

通算500勝を達成した鋤田調教師にお話をうかがいました。普段の鋤田節を封印してとても真面目に話してくださいました。

 

 

 

「ちょうど区切りの500勝できてうれしいですね。積み重ねなのでね、調教師やってる以上は積み重ねて一戦一戦がんばっていきたいなと思います。

 

騎手デビューしたのが昭和57年、昭和・平成・令和と時代をまたいで競馬ずっとやってきたんですけど、やっぱり今は馬1頭仕上げるやり方も進化して、競馬も変わってきたなと思います。昔は昔で良さがありましたけどね。

 

福山ではアラブに乗ってけっこう勝たせていただきましたけど、騎手と調教師と職種が違うんでね、また違った意味でこの500勝の区切りはジョッキーとは違ったうれしさがありますね。

 

 

(愛馬が引き上げてくるのを見守る鋤田師)

 

 

金沢移籍のときは、いろんな競馬場に打診して、受け入れてくれるところがあればと。当時ボクの馬主さんと福山の馬主会長さんとの縁で金沢ではどうか?という話があって、それで受けてもらったというカタチですね。

 

場所はどうであれ、どこででも競馬ができるならありがたいなと思って。競馬には違いないので。おかげで今も競馬ができて、ありがたい気持ちでいっぱいです。

 

一方で、高知が今あれだけいい状況なのを見ると、もう少しがんばれば福山もやれたかと思うことはあります。地元がね、自分が馴染んだ場所がいいという思いはあって。福山出身で高知や佐賀の調教師さん、南関東でがんばってる子、福山で乗ってたジョッキーさんで現役のひともありますけど、今でも交流あります。

 

福山出身のひとたちががんばってると、自分もがんばろうかと、そういう仲間意識がありますよね。オレもがんばらんといけんな、とかそういう気持ちはありますね。

 

500勝達成しましたけど、馬の、厩舎の管理者としてですね、管理させてもらった馬を全力で仕上げてレースに迎え入れて、いい結果を出すというのは調教師として絶対、ベースになってくることですから、これからもそういう思いで。

重賞レースとか、仕上げた馬がそういう路線に乗ってくれればという夢はありますけどね。

 

ウチの魚住(謙心騎手)も今年はいいレース、レース勘もなかなかいいレースしてるので、飛躍してほしいですね」

 

 

(500勝達成の「5」 「ジャージで来てしもたけど大丈夫か?」 大丈夫です)

 

 

そしてファンの皆様へ、

 

 

「いつもご声援ありがとうございます。区切りで500勝できましたけど競馬は続きます。がんばって馬を仕上げていきますので、これからもご声援よろしくお願いします」

 

 

と話したあと、ここまで神妙にお話しになっていた表情が一変、

 

 

「こんなもんでええじゃろ?」

 

 

とおっしゃった表情は、普段の鋤田師らしい笑顔が戻りました。

 

 

鋤田調教師、500勝達成、おめでとうございます!

 

 

 

金沢競馬、次週はいよいよ中日杯です!!

 

 

次週は

 

 

12月

7日(日曜日)中日杯

8日(月曜日)

9日(火曜日)

 

 

3日連続開催です。ぜひたくさんご参加ください!