金沢競馬は県営第11回(通算14回)開催が終わりました。
この開催の3〜5日目は、蒸し暑い日あり、少し肌寒い日あり、晴れたかと思うと雨にも見舞われ、なかなか忙しい空模様でした。
3日目(10月11日)には、金沢ケーブル杯 第1回金沢鼓門賞(金沢スプリントカップトライアル)、
そして4日目(10月12日)には、北國新聞社杯 第10回金沢シンデレラカップ(地方全国交流 グランダムジャパン2025)、
連日、重賞レースがおこなわれました。
またこの2日間は、ウマ娘プリティーダービーとのコラボイベントデーとして、場内ではイベント盛りだくさん、たいへん豪華な開催となりました。
今年新設の重賞・第1回金沢鼓門賞は、一番人気のハクサンパイオニアが逃げ切って優勝。前走の百万石スプリントに続いて、重賞2勝目をあげました。
(第1回金沢鼓門賞 優勝 ハクサンパイオニア 今回重賞レース関連写真は石川県競馬事業局のご提供)
レースはスタート直後にコパノフランシスが落馬競走中止のアクシデント。
スピードのあるハクサンパイオニアが逃げ、二番手にはここまで地方の馬場では15戦パーフェクト連対のハクサンツキミテイがつけ、ヤマメクィーンが三番手からとなりました。
1400メートル戦で逃げれば安定した強さを発揮するハクサンパイオニアは、向こう正面で早くも二番手以下を突き放し、3コーナー過ぎで一旦引きつけたところから、直線でまたリードを広げ圧勝。
(直線はカラ馬と並ぶ形となりましたが、ひるむことなく、逆に闘志をかき立てられたような走りを見せたハクサンパイオニア)
2着3着も道中の番手順どおり、ハクサンツキミテイ、ヤマメクィーンでした。
ハクサンパイオニアに騎乗した吉原寛人騎手は、この勝利が地方重賞196勝目。
「なんとか年内に200に到達したい」
と、目標達成へ気を引き締めていました。
また、この馬の今後についても、
「オヌシナニモノには何度かやられてますからね、もう一度対戦して勝負したいですよね」
と話してくれました。
2歳牝馬の重賞・第10回金沢シンデレラカップは地方全国交流の一戦で、兵庫と川崎から2頭ずつ、高知と大井から1頭ずつの計6頭の遠征馬をむかえてのレースとなりました。
勝ったのは、園田プリンセスカップに次いで重賞2連勝となった、兵庫のココキュンキュン。直線、外から目の覚めるような差し切りでした。
(金沢シンデレラカップ 優勝ココキュンキュン 大勢の関係者のみなさんが駆けつけた眼の前で、鮮やかな勝ちっぷりでした)
1番枠から道中は5・6番手の内追走となったココキュンキュンは、向こう正面で徐々に外に持ち出し、3〜4コーナーは外から進出、4コーナーで先行馬の外に取りつくと、直線で一気に差し切って突き放しました。
(非常に強い勝ち方だったココキュンキュン)
道中は内で足をため、勝負どころで外に出すとスムーズに前を追い、見事な末脚で突き抜ける。時計(1分34秒8)も優秀で、非の打ち所のない、強い勝ち方でした。今後が非常に楽しみです。
さて、毎年非常に盛り上がる大人気企画「ウマ娘プリティーダービー✕金沢競馬」のコラボデー、今年もたくさんのお客さまでにぎわいました(お客さまの写らない写真を以下にあげておきます=撮影:大川)。
(関連グッズ販売で人気のPOP UP STORE 入場は混雑防止のため事前予約制でした)
(能登物産展とのコラボも。能登のグルメや名産品を購入すると、ウマ娘ポストカードがもらえる)
(のぼりもウマ娘。今回はトークイベントご出演の声優さんにちなんで、シュヴァルグランとヴィルシーナが中心でした)
(こちらがその撮影用パネル。撮影待ちのファンのみなさんが長蛇の列を作っていました)
(以前イベントメインになったウマ娘たちのパネルも)
(ウマ娘✕アニメイトカフェ出張版 もちろん大人気)
連日の重賞やイベントで盛り上がった金沢競馬、このあとも重賞レースが目白押しです。
10月19日にはMRO金賞、25日には金沢スプリントカップ、28日にはネクストスター金沢と、注目のレースが連日おこなわれます。
どうぞお見逃しなく、たくさんご参加ください!
このあとの開催日程は、
10月19日(日曜日)
10月21日(火曜日)
10月25日(土曜日)
10月27日(月曜日 ナイター)
10月28日(火曜日 ナイター)
少し変則です。日程ご確認ください!