12月に入りました。
金沢競馬は県営第15回(通算18回)開催の2日目まで終了しました。
今週の開催日は、この時期の金沢とは思えないほどの暖かさで、お天気にもまずまず恵まれました。
(ご覧の青空!…このあと雨も降りましたが)
騎手はじめ、関係者のみなさんとも、顔を合わせると
「暖かいですね!」
というのが挨拶のようになっていました(ニュアンスとしては、ちょっとおかしくない?という感じ)。
このまま年末開催までお天気で…というのは難しいでしょうけども、少しでもいい条件でレースがおこなわれてほしいと思います。
さて、今回ご紹介するのは、鋤田誠二調教師です。
開催2日目(12月2日)第5レースをノーブルジェネシスで勝ち、調教師として通算500勝を達成しました!
(記念撮影には大勢の騎手も駆けつけました。プラカードは藤田弘治調教師)
鋤田誠二調教師は、広島県福山競馬場所属で騎手として、通算2191勝。福山リーディングに6回輝くなど、受賞歴も多数、重賞は福山大賞典3連覇など34勝をあげた名手です。
2009年に調教師に転身し、2013年の福山競馬廃止にともない、金沢競馬に移籍、すぐさまサラブレッド大賞典をポセイドンで制しました。
普段からわれわれに対しても気さくに話しかけてくださるお人柄、そのお話もとても面白く、中でも得意な(?)ネタとして何度かうかがったのが、
「リーディングジョッキーレースで大井競馬場へ行ったときに、あなた達の先輩アナウンサーに名前の読み方を聞かれて、『鋤鍬のスキ』って答えたんじゃけど…」
というお話(先輩アナウンサーの名誉のため、オチは伏せさせていただきます。申し訳ありません)。
いつお話ししても楽しい鋤田調教師です。
通算500勝を達成した鋤田調教師にお話をうかがいました。普段の鋤田節を封印してとても真面目に話してくださいました。
「ちょうど区切りの500勝できてうれしいですね。積み重ねなのでね、調教師やってる以上は積み重ねて一戦一戦がんばっていきたいなと思います。
騎手デビューしたのが昭和57年、昭和・平成・令和と時代をまたいで競馬ずっとやってきたんですけど、やっぱり今は馬1頭仕上げるやり方も進化して、競馬も変わってきたなと思います。昔は昔で良さがありましたけどね。
福山ではアラブに乗ってけっこう勝たせていただきましたけど、騎手と調教師と職種が違うんでね、また違った意味でこの500勝の区切りはジョッキーとは違ったうれしさがありますね。
(愛馬が引き上げてくるのを見守る鋤田師)
金沢移籍のときは、いろんな競馬場に打診して、受け入れてくれるところがあればと。当時ボクの馬主さんと福山の馬主会長さんとの縁で金沢ではどうか?という話があって、それで受けてもらったというカタチですね。
場所はどうであれ、どこででも競馬ができるならありがたいなと思って。競馬には違いないので。おかげで今も競馬ができて、ありがたい気持ちでいっぱいです。
一方で、高知が今あれだけいい状況なのを見ると、もう少しがんばれば福山もやれたかと思うことはあります。地元がね、自分が馴染んだ場所がいいという思いはあって。福山出身で高知や佐賀の調教師さん、南関東でがんばってる子、福山で乗ってたジョッキーさんで現役のひともありますけど、今でも交流あります。
福山出身のひとたちががんばってると、自分もがんばろうかと、そういう仲間意識がありますよね。オレもがんばらんといけんな、とかそういう気持ちはありますね。
500勝達成しましたけど、馬の、厩舎の管理者としてですね、管理させてもらった馬を全力で仕上げてレースに迎え入れて、いい結果を出すというのは調教師として絶対、ベースになってくることですから、これからもそういう思いで。
重賞レースとか、仕上げた馬がそういう路線に乗ってくれればという夢はありますけどね。
ウチの魚住(謙心騎手)も今年はいいレース、レース勘もなかなかいいレースしてるので、飛躍してほしいですね」
(500勝達成の「5」 「ジャージで来てしもたけど大丈夫か?」 大丈夫です)
そしてファンの皆様へ、
「いつもご声援ありがとうございます。区切りで500勝できましたけど競馬は続きます。がんばって馬を仕上げていきますので、これからもご声援よろしくお願いします」
と話したあと、ここまで神妙にお話しになっていた表情が一変、
「こんなもんでええじゃろ?」
とおっしゃった表情は、普段の鋤田師らしい笑顔が戻りました。
鋤田調教師、500勝達成、おめでとうございます!
金沢競馬、次週はいよいよ中日杯です!!
次週は
12月
7日(日曜日)中日杯
8日(月曜日)
9日(火曜日)
3日連続開催です。ぜひたくさんご参加ください!



