長野市の公園廃止問題、1軒の苦情に見え隠れするもの | 暫定・綴れば愉快だ宇都宮 熱視線blog(旧・せんだい熱視線 ジミ都市blog)

暫定・綴れば愉快だ宇都宮 熱視線blog(旧・せんだい熱視線 ジミ都市blog)

こちらでのブログは終了しました。長い間ありがとうございました。引き続き、新しいブログをよろしくお願い致します!

連日話題になっている、長野市

 

青木島遊園地(公園)廃止問題

(※画像は全てyahoo!画像より)

 

1軒の苦情から、公園を廃止すると決めた話に正直驚いたが、もっと驚いたのは・・・

 

1軒の苦情ぐらいで・・・

 

と言った論調。廃止を決めた長野市へ不公平だと騒いだり、苦情を訴えた住人に対する異端者扱いのような風潮だね。

 

騒音の感じ方は十人十色、同じ音を聴いても、うるさいと感じる人と感じない人がいるわけで、自分もそうだから、相手もそうだと言う考えは安直過ぎる。

 

住人の方は、勝手な推測だけど、キーが高めな子ども達の騒ぐ声がダメなんだろう。誰だって苦手な音はあるでしょ?この方はそれが子ども達の騒ぐ声だったと言う事なんじゃない?

 

うるさくて困っているのは正直な話で、耐えられるレベルではない。これはご本人にしか分からないから、否定も批判も出来ないよね。なぜなら、僕も含めてご本人では無いからさ・・・。

 

よく・・・

 

子ども達の賑やかな声を聴くと安心する

 

と言う人がいる。その人はそうかもしれないが、誰もが同じとは限らない。対立する意見が必ずあるのを知るべきだ。

 

日本は時代が変われど、集団主義の国。民主国家である以上、多数決で決めるルールは順守しないといけないが、多数派が必ずしも正しいとは言えない。それで日本は間違った方向にいった過去があるし・・・(苦笑)。だから、少数派を敵視したり、排除するのは愚の骨頂。絶対あってはならないと思ふ。

 

多数派は、ただ、おかしい人だとか、変わっている人のような、吐き捨てる表現で片づけるのは良くない。少数派の考えを知る努力をしないとね・・・。。。

 

日本の本質が変わらない怖さを感じた出来事・・・僕はそう捉えているけど、あなたのお考えは?

 

一方、住民の方に不思議な思いも持っている。報道レベルでしか知らないが、この方は

 

静かに暮らせるところを求めて来た

 

と報じられていた。僕もいずれは妻と静かに暮らせ、誰にも邪魔されたくないところを求めるが、僕ならこの住人の方が暮らす環境には来ないと思うんだよなあ。。。

 

これを見て欲しい。

 

公園以外に、小学校保育園児童センターがあるでしょ?静かなところを求めているのに、なんでここなの?と・・・(あせ)。

 

住み始めた時には、こういう施設が無かったのなら話は分かるけど、その辺がどうなのかまでは報じていないから、よく分からないんだよねえ。。。

 

人間の本質を言えば・・・

 

人は密集したところに住むものではない!

 

密集するとトラブルは必ず起きるし、僕もそれで嫌な思いをしているし・・・どうなんでしょね?

 

それにしても・・・長野市の決断は良くも悪くも凄いなと・・・

 

長野市役所

公園はどうやら借地で、利用頻度が低ければコストパフォーマンスが悪くなるから、じゃあ原状回復して貸主へ返そうとなったんだろうけど、今の行政はムダが許されない方向になっているから、これも仕方無いのかな。。。

 

とにかく、全員納得な結論ってほぼ無い。廃止に対して納得or不満色々あるだろう。苦情主の方には納得の結論、理由あっての事なのだから誹謗中傷はすべきじゃない。穏やかな生活が出来るのなら、それでいいじゃない。

 

近隣の方の中には不満の結論と感じる方もおられるだろう。長野市は廃止撤回をしないようだから、感情の対立はここまでにして、代替の子ども達が楽しく遊べる公園をどうするか?これは大人達が考える話だろうけど。。。

 

これ等を上手く調整するのが政治の役割・・・と僕は信じる。