3日(祝木)盛岡10R【JpnⅠ】農林水産大臣賞典第12回JBCレディスクラシック(オープン牝馬 ダート1800m 1着賞金6000万円 11頭立て 発走予定時間16時40分)
HORSE&HOPE 駆け抜けたその先に。2022岩手競馬
<見解>
JBC2022盛岡、GⅠレース一発目はダート女王決定戦のJBCレディスクラシック。残念ながらゴールデンヒーラー(岩手)が出走取消(情報では捻挫で大事を取ったとの事)。大井3頭、JRA7頭を迎えたが、少々寂しい11頭立てとなった。今年のメンバーを見ると、大井VSJRAの構図。名勝負を期待したい。
◎サルサディオーネ(大井)
地方競馬の期待を一身に集めるベテラン牝馬。元々JRA出身だが、大井へ移籍後はダートグレードを5勝。今年8歳になったがまだまだ元気いっぱい。盛岡は前々走ビューチフルドリーマーカップを快勝。孤軍奮闘して欲しい。
○テリオスベル(JRA)
オープンクラスに上がったのは今年春と遅咲きタイプ。ダートグレードは7月のマーキュリーカップ(JpnⅢ)から参戦、バーデンヴァイラーと0.1秒差2着。以後も勝ち負けし、久々盛岡へ登場。このメンバーなら上位有望だろう。
▲ショウナンナデシコ(JRA)
ダートグレードへ本格的参戦は今年から。エンプレス杯(川崎・JpnⅡ)以来、GⅠ初制覇したかしわ記念(船橋・JpnⅠ)を含め4連勝。前走レディスプレリュード(大井・JpnⅡ)ではプリティーチャンスと0.2秒差3着。ここも好勝負出来そうだ。
△グランブリッジ(JRA)
3歳から自信の参戦。ダートグレードでは関東オークス(川崎・JpnⅡ)で3歳ダート女王の座に立ち、前走ブリーダーズゴールドカップ(門別・JpnⅢ)ではプリティーチャンスと同タイムで接戦を制した。3ヶ月ぶりの実戦だが、勢いは侮れない。
△プリティーチャンス(JRA)
昨年秋にオープンへ出世し、以後積極的にダートグレードへ参戦し、常に掲示板を確保し力のあるところを見せている。前走レディスプレリュード(大井・JpnⅡ)で悲願のタイトル獲り。相手は強いが、堅実な成績を残しているだけに怖い存在になる。
■自信度:C(※A~Zの段階)
■推定ペース:M
■推定タイム:1.49.前半~1.52.後半
<レース紹介:JBCレディスクラシック>
2011年に創設された重賞競走。日本版ブリーダーズカップとして2001年に創設されたJBCの3番目のカテゴリーに牝馬限定戦が設けられた。当初、ダートグレード格付けが見送られたが、2013年(第3回)からJpnⅠ(GⅠ)格付けされた。盛岡競馬場での開催は2014年(第2回)以来2度目となる。