1日にGⅠ3レースを含め、重賞5レース組まれるのは岩手競馬初。大いに盛り上がる事でせう。
3日(祝木)盛岡8R【M1】東北農政局長賞第24回ジュニアグランプリ(ホークビル賞)(2歳オープン・地方全国交流競走 芝1600m 1着賞金2000万円 14頭立て 発走予定時間15時20分)
HORSE&HOPE 駆け抜けたその先に。2022岩手競馬
<見解>
JBC2022盛岡、豪華重賞5本立てのオープニングを飾るのはジュニアグランプリ。今年は道営5頭、船橋1頭の計6頭の遠征馬が参戦し、フルゲート14頭揃った。メンバーを見渡すと、芝経験ある馬を中心に狙いたいが、層の厚い道営勢が優勢と見る。全国への晴れ舞台であり、地元勢がどこまで食い下がれるかが焦点。
◎ジョリダム(道営)
ダートでは番手のレースが目立つが、前走クローバー賞(JRA札幌)ではハナを切って、イコサンとの併せ馬になったが同タイムで逃げ切った。スピードは目を見張るものがあり、この経験を評価したい。
○コスモイグローク(道営)
前々走すずらん賞(JRA札幌)に遠征し、後方から鋭く差し、ナックブレイブに0.2秒差で勝ち切った。ただこのレースは芝1200mでのもので、マイル延長の今回は評価難しいが、芝実績に活路。
▲エイシンケプラー(道営)
逃げ切りが多く、単調な逃げ馬と思われがちだが、あくまでもスピードの違いでのもの。前走南部駒賞はダートだったが、このレースは芝も問題無いと踏んでの参戦。レベル高い道営勢なだけに上位有望。
△メンコイボクチャン(道営)
ここまで5戦2勝2着3回と連対率100%は安定感とせねばなるまい。血統的に父コパノリチャード母の父アグネスデジタルと芝コースは初めてだが、問題無くこなせると見た。軽視は禁物だろう。
△ペルトラン
劣勢と前評判な地元勢だが、芝経験あっても、2歳馬のレベルが道営勢と違う以上、苦戦を強いられるのは仕方無いところ。この距離で勝っている実績があり、地元代表として見せ場位は期待したいが・・・
■自信度:E(※A~Zの段階)
■推定ペース:M
■推定タイム:1.38.前半~1.42.後半
<レース紹介:ジュニアグランプリ>
1999年に創設された重賞競走。2002年までは岩手・山形・新潟(新潟のみ2001年まで)東北三県交流、東北ジュニアグランプリの名称で行われ、2003年から地方全国交流競走へ格上げし、現レース名に変更された。2016年に岩手競馬グレードの導入でM1に格付け。地方競馬で開催されている2歳の重賞競走では唯一芝コースで行われるレースである。