マーキュリーカップ【JpnⅢ】 展望。 | 暫定・綴れば愉快だ宇都宮 熱視線blog(旧・せんだい熱視線 ジミ都市blog)

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17日(祝月)盛岡9R【JpnⅢ】農林水産大臣賞典 メイセイオペラ記念第21回マーキュリーカップ(オープン ダート2000m 1着賞金2300万円 14頭立て 発走予定時間16時10分

 

<見解>

岩手にもダートグレード競走の季節到来、今年からメイセイオペラ記念のネーミングが付いたマーキュリーカップ。超大物は不在だが、ダートグレード競走で好走実績あるメンバーが参戦。ポイントは2000m前後及び左回りコースの実績比較、地方勢は苦戦しそうだ。

 

◎ミツバ(JRA)

オープンに上がってからの2000m以上の実績は5戦3勝4着2回、左回りに限定すると3戦2勝4着1回、コース形態が似ている東京コースでは2戦2勝、シンプルに考えれば、この馬を中心に考えるのが妥当だろう。

 

○クリノスターオー(JRA)

昨年に海外遠征で2着、国内のダートグレード競走3勝の実績が光る。前走は休養明けで惨敗したが、ひと叩きされて良化の期待。このメンバーなら負けられず、アッサリ逆転も・・・。格を見せつける。

 

▲ピオネロ(JRA)

ソコソコのレースはするが勝ち味に遅いタイプ。昨年、芝路線に見切りをつけてダート路線へ転向。当初2連勝したが、再び善戦マンに戻っているのが気がかり。頼みの綱は好調な戸崎圭太騎手の腕か。

 

△ディアデルレイ(JRA)

ピオネロ同様、昨年からダート路線に参戦し好走続けていたが、前走オアシスSで惨敗し評価が難しくなった。本来なら勝ち負けしても良い実績だけに立て直してくれば・・・。当然マークは必要だろう。

 

■自信度:C(※A~Zの段階)

■推定ペース:

■推定タイム:2.03~07秒台

 

<レース紹介:マーキュリーカップ

1997(平成9)年に創設されたダートグレード競走。スプリントのクラスターカップ、マイルの南部杯は既にあったが、クラシックディスタンスのレースが無かったため、この距離で行われるダートグレード競走の創設は念願だった。帝王賞・JpnⅠの約1ヶ月後に行われるため、GⅠレベルのメンバーが参戦し、それが地元勢を苦戦させる要因と指摘する向きもある。今年からメイセイオペラ記念のサブネーミングが付いた。

 

<あの日あの時~1998(平成10)年・第2回

まだ水沢競馬場で行われていた頃、後に日本競馬史上に残る歴史的名馬全国区デビューした瞬間を目撃した。その馬の名は・・・

 

メイセイオペラ

昨年、惜しくもこの世を去ったが、競馬ファン歴42年の中で一番大好きな馬、こんなに熱くなって応援した馬はいない。

 
強力なJRA勢を迎え撃つ立場となったオペラ、しかしメンバーを見渡すと、負ける要素が見当たらない・・・。僕を含めて皆が圧勝劇を期待したと思ふ。
 
水沢競馬場は大混雑、レースは9頭立てで1番人気に支持されたのはオペラ、相手は前年優勝馬のパリスナポレオン武豊騎手を迎えて連覇を狙う。
 
レースはオペラの独壇場!エムジーシューマ(高崎)が果敢に逃げても動じない。じっくり大名マークで番手の競馬。
(※レース映像 より)
 
最後の直線はオペラが抜け出し、他馬を突き放す圧勝。場内大歓声、オペラの力を考えれば当然ではあるのだけど、秋の南部杯が楽しみになったのは言うまでも無い。
 
地元で見せたダートグレード初制覇は、彼が全国区へ羽ばたくエポックメーキングな記念すべきレース、それを目撃した僕は幸せなのかもしれない。