はじめに、
NEXCO東日本の皆様
チューリッヒ保険会社の担当者様
JAFの方々にお詫び申し上げます……。
第1夜の続き、
自宅で仮眠を取り、21時半ごろ豊浦へ向け出発。
札幌南ICから高速に乗り、虻田洞爺湖まで。
豊浦町のカントリーサインは国道37号に2つと道道に2つあるようだ。
しかし国道の東方は歩道の無いカーブの途中で停めれなさそうだし、西方はトンネルの入口にあってあまりにもおっかない。
というわけで道道にあるカントリーサインに行くことにした。
豊浦町に入ってすぐのT字路で国道を逸れ、道道97号へ。
すると思いの外ウネウネとした山道に…
しかも街頭の殆ど無い暗闇、元来のクソビビリ精神を発揮した。
カーブを曲がった先に唐突にそれは現れた。正確には反対側、洞爺湖町のカントリーサインだ。
恐る恐る振り返るとそれはあった。
右上の青看怖すぎるって
身の毛がよだつ思いで写真を撮り、すぐに退散した。
恐ろしくて抽選もままならず、引くことができたのは三ノ原という集落についてからだった。
気を取り直し、5回目の抽選。
札幌に近づける!今日は稼げる!
再び虻田洞爺湖から高速に乗り、大爆走で江別へ向かった!
ここで、私は休憩をするために有珠山SAに立ち寄った。
休憩がてらウォッシャー液を補充するために車を降り、後部座席からウォッシャー液を取り出し、鍵をドアポケットに残したまま
すべてのドアを閉めた。
すると、「ピッ」という音とともにハザードランプが1回だけ点滅。
一瞬理解できず、すぐにものすごい「やってしまった」感が私を襲った。
ドアをガチャガチャするも、どこも開かない。
「インキー」である。
最悪なことに携帯も財布もタバコもすべて車内。
試しに車を左右に揺らしてみるも、ウンともスンとも言わなかった。
藁にもすがる思いで非常電話を手に取りNEXCO管制室に電話。
かくかくしかじか事情を説明すると、チューリッヒに電話してもらい、ロードサービスを手配してもらえることに。
平均1時間、北海道の場合は2時間かかってもおかしくないと言われ、寒いSA内をうろうろすること4.50分、赤いパトランプを光らせ、背には「緊急出動中」と書かれたNEXCOのパトカーが現れた。
通報でもされたか!?と思いきや、どうやらチューリッヒからの言伝をしにきてくれたという。
隊員の人に携帯を借り、チューリッヒに電話すると、100km圏内に対応可能な業者が存在しなかったというのだ……
そのため、後日払い戻しをするので、今回はJAFを呼んでくれということだった。
JAFを呼ばない場合は、8時や9時まで待ってくれれば対応できると言われたので、一も二もなくJAFを呼んだ。
更に待つこと20分、JAFのおじさんが来てくれた。
ものの5分で開けてもらい、ようやく車に乗ることができた。
30000円の費用はかかったが、空いた瞬間はほんとにありがたかった……
おじさんを見送り、気を取り直して江別に向かう。
1時間半ほどで札幌南に到着。
江別のカントリーサインは家のすぐ近所なのですぐにわかった。
予定から2時間遅れ、ついたのはすっかり夜が明けた
4:20だった。
まだまだ休みは1日残っている。ここから100km圏内程度なら走ろうと思って引いた6市町村目、
振り返ったすぐそこにある!
自分でもヤラセを疑ったが、本当に1/174を引き当てたのである。
おそらくこの旅で最初で最後の神引きをしてしまった。
というわけで連続で7市町村目を引くが、どこが出ても今日はここで辞め時だなと感じた。
これにて第1回カントリーサインの旅は終了。
全然うまく書けなかったが、次こそは……
第1回リザルト
到達市町村:6/179(3.3%)
走行距離:1364km
続きは第2回で…