2024.02.20 日本一周 ♯13 宇和島~足摺岬~前浜掩体群~落合集落~高松 | バカ社会人の旅行記

バカ社会人の旅行記

日記のようなもの。
だいたいてきとう、たまに旅行記、ごく稀になにかの検証。

ごめんなさい、昨日は高松市内のビジネスホテルでパタっと寝てしまいました。

なので昨日の今日の分を二本立てで書こうと思います。

 

6時半ごろ起床。

港町の朝は早く、すでにすでに多くの人々が活動していた。

 



一晩世話になった道の駅を出発し、南下。今日の最初の目的地は四国最南端の足摺岬。

 

今日はどうもGPSロガーアプリの調子が悪い。

記録中に勝手にアプリが落ちてしまい、再起動するまでの間が記録されないことが朝から何度かあった。

 

一時間ほど移動し、宿毛のジョイフルで朝食にする。

朝からガッツリとチキン南蛮定食を食べた。



開店直後にもかかわらず、店内は結構な盛況ぶり。

対してホールの店員さんは多分一人だけだった。

 

宿毛でこれまで走ってきた国道と別れ、いざ足摺岬へ。

宿毛からが意外と距離があり、大体70km弱という表示を見て結構ガックシときた。

 

しかも時速30kmくらいで走る地元民に何度か蓋をされ、なかなかスムーズに進めなかった。

 

それでもなんとか宿毛から一時間半掛けて足摺岬に到着した。

 



岬に建つ灯台やそのそばにある金剛福寺を訪問。





足摺岬灯台ってこんなんだっけ?襟裳岬灯台みたいな形じゃなかったっけ?などと思っていたが、私が想像していたものは室戸岬の灯台だった。

 

襟裳岬と室戸岬の灯台は僕が一番嫌いな灯台です。

しかも室戸岬灯台は日本で5つしかない第1等灯台(レンズがめちゃめちゃでかい)のでもっと嫌いです。

 

 

足摺岬から高知市内へ向かう。

四万十市を通りかかった時にちょうどお昼どきだったので、「いろりや」へ立ち寄った。



うどんのもちもちとした食感が最高だった。

 

昼食後、再度高知市内へと走り始めるが、今日はどうしても眠気が収まらなかった。

そうなると人間は弱気になるもので、今日はホテル泊にしようと決めた。

 

楽天トラベルで高知市内のホテルを検索するも、なかなかピンと来るところがなく、結局明日はどうせうどん屋めぐりをするのだからと、高松市内のホテルを予約した。

 

高松に向かうまでに、寄りたい場所が2つあった。

高知龍馬空港の近くにある「前浜掩体群」と、祖谷のかずら橋から更に奥まったところにある「落合集落」だ。

 

手始めに前浜掩体群へ。



戦時中に戦闘機を格納するための施設であり、爆撃から守るために、コンクリートの厚さは50センチもあるという。

戦後80年ほど経つが、現在でも7つ残っており、それぞれ畑の中や道路脇に建ち、異様な雰囲気を放っていた。



 

観光客というか見物人が私の他にも何人かいた。

 

続いては落合集落へ。

国道32号をひたすら北上。

道中ふと思い出し、鉄橋の中にある駅、「土佐北川駅」へ。





 

狭い谷の中にあり、右岸から左岸へ渡らなければならないという制約から鉄橋の中(上?)にあるわけだが、そのおかげでかなり珍しい構造になっている。

鉄橋の中に入るという面白い体験ができた。

この駅にも駅ノートがあったので、きったない字で書きなぐっておいた。

 

大歩危で国道を右に曲がり、落合集落へ。

小学校だか中学校だかの教科書に写真が載っているのを覚えており、いつかは訪れたかったのがかなった。

 

四国らしい細っこい道に四苦八苦しながらもなんとか到着。



山の斜面にへばりつくように広がる集落の光景を見ることができ、狭い土地を有効活用せんとした先人の苦労を垣間見た。

 

あらかた見たいものも見て、後は高松へ向かうだけなのだが、

落合集落に向かう最中にガソリンのエンプティランプが点灯してしまった。

北海道でもあるまいし、心配はあるまいと高をくくっていたが、グーグルマップで調べたところ、夜でも営業しているスタンドは井川池田ICのあたりまで行かないとないという。

 

スタンドまで約60kmの道のりは胃がキリキリした。

なんとか到着し給油すると、30リットル弱で、そこまでギリギリでもなかった。

 

満タンにしたところで高速に乗り、全速力で高松到着。

スーパーで買い物をしてチェックイン。

 

21日はうどん屋を巡って再度高知は室戸岬。そこから海沿いを北上していき、滋賀の草津まで。