開聞岳の麓でそれなりの深さの睡眠を取り、5時40分過ぎに起床。
指宿・山川港から8時に出るフェリーに乗るため、5時に起きようと思っていたが、全然起きれなかった。
思えば急いで8時の乗る必要もなく、2時間後の便でも十分だったので、まったり朝ごはんと食べることに。
途中、ずっと猫がご飯を求めにやってきたが、こっちが構うだけ構っているとうんざりしたようでどっか行っちゃった。
日が昇る前から昨日食べきれなかった焼肉をゆっくり食い、キャンプで一番めんどくさい荷造りをダラダラやっていたらすでに時刻は8時前。
キャンプ場の案内をよくよく見たら駐車場とサイトまでの往復でリヤカーを貸してくれるらしい。
ありがたく使わせてもらうことにした。
そういえばこのキャンプ場は開聞岳の登山口。
早朝にも関わらずたくさんの人々が山へ向かって歩いていった。
今朝の開聞岳は頭に帽子を被っていた。
8時半前にキャンプ場を出発。
最初の目的地はすぐそばにある西大山駅。
昨日は本土最南端の始発・終着駅である枕崎駅に行ったわけだが、こちらは正真正銘本土最南端の駅。
開聞岳が一望できるのどかな田舎の駅。
地元民と思われる若者が待っているなとおもったらすぐそこの踏切の音が。
餘部駅に引き続き、またしてもいいタイミングで電車が来た。
駅・電車・開聞岳を一枚の画に収めることができた。
フェリーに乗るべく、山川港へ。
まだ9時前だったので、一番乗りだった。
あまりに暇だったので、のりばの様子を映しているライブカメラの様子や日向ぼっこをして気持ちよさそうな街猫とじゃれたりしていたらフェリーが到着。
出港時はデッキでフェリーの様子を撮影したり指宿の街が徐々に離れていくさまを見たりしていたが、客室内に戻るといつの間にか眠りに落ち、気がつくとすでに根占港到着前だった。
根占港に到着し、佐多岬までは35kmほど。エンプティランプが点いていたので給油をする。
5000円札を持っていると思っていたが、それはフェリー代として使ってしまい、現金で満タンにすると足りないことが判明した。
給油中に気がついたので、途中までの油を現金で支払い、そこから満タンまではカードで払った。
そんなこんなで佐多岬までのくねくね道を通って、一年半ぶりの佐多岬。
前回と同様空が晴れ渡っており、この時期なのにすこし暑いくらいだった。
遊歩道が途中で迂回ルートを取っていたが、どうやら昨年小規模な土砂崩れがあったらしい。
展望台からは今日も遠くに浮かぶ種子島や屋久島などがうっすら見えた。
証明書をもらって次来るのはいつになるか全くわからない佐多岬を後にする。
本当に何十年も来れないかも。
ともかくこれにて旅行中の大きな柱、本土4極制覇を達成した。
佐多岬ロードパークの起点を右折し、内之浦の方へ。
鹿児島は結構起伏が激しい土地だ。
下り坂はありがたいが登り坂は本当に厄介なくらい勾配がきつい。
今日無事にロケットの打ち上げが成功したJAXAの施設横を通り、15時すぎに志布志とうちゃく。
マルチョンラーメンを食べて「志布志市志布志町志布志にある志布志市役所志布志支所」を見に行った。
馬鹿みたいだがこれが本当なのだから面白い。
都城からは高速道路で大分までほぼノンストップ。
途中のSAでシガーソケット電源を追加購入した。
USBの数が足りなくて結構困っていたので、空気清浄機に使っていた枠を横取りした形。
てなわけで今日は大分市内のビジネスホテル泊。
久しぶりに布団で寝れるのでワクワクが止まらない。