2021.07.18 知床攻略作戦 その4 | バカ学生の旅行記

バカ学生の旅行記

日記のようなもの。
だいたいてきとう、たまに旅行記、ごく稀になにかの検証。

6月21日㈪、この日は言わずとしれた夏至の日である。

ということは昼の時間が1年でもっとも長いということであり、さらに言えば日の出の時刻も限りなく早いということである(どうやら夏至=もっとも日の出が早い ということではないらしい。不思議な話だ)。

 

というわけで、私は夏至の日の朝、本土最東端である納沙布岬で日の出を見ることにした。

 

しかし、運が悪いことに、前日からのぐずついた天気を引きずり、この日も空は厚い雲で覆われてしまっていた。

 


さらに、座席をフルフラットにできることに気づき、それが思いの外寝心地が良かったため、日の出時刻が3時37分のところ、目が覚めたのは5時20分と、2時間ほど寝過ごすことになってしまった……。

 

結果オーライとはいえ、残念な結果になってしまった……。

 

雨が降り続いているが、3日目のスタートを切る。

今日の大きな目的地は、とりあえずは帯広競馬場である。

 

 

とりあえず車を走らせ始めるが、歯磨きがしたくてたまらなくなった。

 

根室の市街地を抜けた先にある道の駅「スワン44ねむろ」へ。

ここで歯を磨く。

前回ここに訪れたのは去年の9月だったが、その際にも同じような使い方をした記憶がある。

 

思いの外 気温が低く、パーカーの下にも長袖を着込む。

また少し進んで、朝ごはんを厚床のセブンイレブンで買った。

あまりに寒かったので、カップラーメンを汁ごと平らげ、体を温めた。

 

平らげた後もしばらく休憩し、1時間ほど厚床に滞在。

 

再出発し、国道44号をしばらく西進する。

相変わらず曇天だが、少しづつ雲が薄くなってきた。

 

このまま国道をずっと直進すれば釧路まで最短で行けるが、

急ぐ旅ではないので、気まぐれで海沿いの道に行ってみることにした。

 

左折した道が、たまたま霧多布岬の手前だったようで、せっかくなので行ってみることに。

 

霧多布という名前から、霧が立ち込めていることも多いのかもしれないが、その日は雨が降っていたものの霧は出ていなかった。

 



なかなか幻想的な風景を見ることができた。

 

この先はせっかくなので海沿いの道を厚岸まで走ってみることに。

海沿いとはいえ、結構アップダウンが多い道だった。

道中にある駐車場は草原の中にあり、そこでしばし風景を眺めることにした。

 


 

さて、この日は給料日であった。

そのため、どこかで給料を下ろし、競馬の資金を確保する必要がある。

厚岸の北洋銀行に寄り、軍資金を下ろすことに。

 

せっかく厚岸に来たことだし、新鮮な牡蠣を食べたいところだが、競馬で勝つ革新がないので、今回はスルーすることにした。

 

厚岸で国道44号に戻り、釧路に向かう。

釧路までは森の中を貫いている道だが、やはり主要な国道であるため、交通量が多かった。

 

釧路市内に入り、ガソリンを給油することに。

ガソリンスタンドの近くにはJRAのウインズがあったが、今回はぐっとこらえる。

 

釧路外環状道路なるものがあったので、釧路の東端から西端へワープができた。

外環状道路を真っ直ぐ進むとそのまま海沿いの道、国道38号になる。

 

この道はかなり最高だった。

北海道らしい道の先の先まで延々と見渡すことができるところがたくさんあった。

(白糠駅を過ぎ、ちょっとした丘を超えたところが特に最高だった。)

 

さて、帯広競馬の1Rは14:40から始まる。

釧路でガソリンを入れた時点で11時だった。

通常38号に沿って進むと2時間10分位でつくようなので、1時間ほど余裕があった私は、少しだけ寄り道をしてみることに。

 

38号と国道336号とが分かれる交差点を、336号方面に進み、引き続き海側を進む。

 

しかし、寄り道はちょっとだけにして、すぐ内陸方面に進路を変える予定だったのだが、ナビを設定しているわけでもなく、グーグルマップでボーリングのピンがある丁字路を曲がるということしか手がかりがなかったため、あっさりと見逃してしまった。

そのため、釧路→帯広が、想定していたルートより20kmほど長くなってしまった。

 

そのため、1Rに間に合うかが微妙になってきた。

頑張って飛ばすが、38号は交通量が多く、なかなか思うように進めない。

帯広市内に入ると頻繁に信号に引っかかり、ついに競馬場の手前3kmの地点で1Rの投票締め切り時刻になってしまった。

 

せっかくならば全レース見たかったので残念だ。

 

とはいいつつ2Rからは見ることができた。

輓馬は間近で見るととても大きく、たてがみなどもそれぞれ個性的な装飾がなされていて可愛かった。

 


スタンドの構造が、廃止された岩見沢競馬場とそっくりだった。

同時期(帯広は1974年、岩見沢は1965年)に建設されているためだと思う。


2つの障害を越える姿はとても迫力があった。

 

最終的に2R~9Rまでの6R分(5.8Rは見に回った)勝負したが、全部的中しなかった。

私は的中できなかったが、友人が江別の場外馬券場で3連単を当てやがり、見事に24000円を勝ち取りやがった。

 

意気消沈した私は、競馬場を去り、近くのスーパー銭湯で反省会を兼ねて風呂に入ることにした。

 

もう2000字を超えそうなので、この後は次回にする。

全5回になる予定のこの知床攻略作戦だが、内容的には前後編でまとめられそうだ。

それだけ文章に無駄が多い。