2021.07.19 知床攻略作戦 その5 | バカ社会人の旅行記

バカ社会人の旅行記

日記のようなもの。
だいたいてきとう、たまに旅行記、ごく稀になにかの検証。

前回と今回は、もはや全く知床が登場してこないが、一連の旅ということで勘弁してほしい。

 

さて、帯広競馬場で大敗を喫した私は、意気消沈のまま風呂に浸かり、飯を食べた。

 

腹も満たされ、負けたショック(というよりは競馬場に行って1レースも的中しなかったショック)は少し和らぎ、次の目的地を考えることにした。

 

現在地は帯広市。

狩勝峠を越えて富良野に行くルートか、南下して襟裳岬を目指すルートか。

未開拓ルートということであれば、狩勝峠のルートを走ったほうが良いが、帯広から出発した場合、道の駅がちょうどいい位置に無い。

「南ふらの」だと近すぎるし、かと言って「スタープラザ芦別」は遠い。

 

ということで、もう何度目になるかわからないが、またしても襟裳岬を目指すことにした。

 

帯広市内は帰宅時間帯ということもあり少々混雑していたが、わりかしスムーズに市街地を抜けることができ、国道236号で南下する。

 

愛国のセイコーマートで飲み物を買い、更に進む。

過去、ここらへんを通った際は、だいたい無料高速を一部区間でも使っていたが、今回は大樹町までの全区間で下道を走った。

 

先程狩勝峠方面は道の駅が丁度よい位置に無いといったが、よく考えてみたら、襟裳岬方面も同じような感じだった。

 

「コスモール大樹」だと近いが、その先は「みついし」まで無い。

 

今回は「コスモール大樹」で車中泊をすることにした。

 

21時半頃到着。この度最後の車中泊である。

数台がすでに停まっていた。

 

この晩も快適に過ごすことができた。


 

明けて22日㈫。ついにこの度も最終日である。

5時過ぎに道の駅を出発。

 

もう見慣れた道を南下する。

広尾の市街地を抜け、黄金道路を走る。


黄金道路の由来が、建設に莫大な費用がかかったことから来ていることを今日はじめて知った。

 

庶野から道道襟裳公園線で突端を目指す。

 

6時半に襟裳岬へ到着。誰もいなかった。

 





ここからは方針を北西に向ける。

えりも、様似、と抜けて、前回は夜中に訪問したJRAの日高育成牧場の横を通る。

 

この付近にはオバケ川という面白い名前の川がある。

 


浦河を抜け、「みついし」の道の駅で休憩する。

いい天気ということもあり、バイクがたくさん停まっていた。

 

この地域では中心的な街である静内に到着。

この度最後のご飯は3回目のすき家だった。

 

すき家の近くにあった公園に車を停め、飯を食う。

 

しばし休憩し、ラストスパートに入る。

日高はサラブレッドの産地であるからか、途中の道道には、

「皐月」→「桜花」→「優駿」→「菊花」の順で橋が架かっていた。

 

サイレンススズカの墓に寄り手を合わせ、厚真を経由して自宅に向かう。

ここらへんはあまり覚えていないが、だいたい15時頃に自宅に到着した。

 

以上で総走行距離が約1700km、時間にして67時間を要した知床攻略作戦が完了した。

 

旅の始まりからこの文章を書くまでにぴったり1ヶ月かかったが、なんとか書き終えることができた。

 

今後は1000kmを超えるような遠征をする機会はなかなか無くなるだろう。

 

とても充実した旅になった。

 

 

知床攻略作戦 終了