演奏会では先に管弦が演奏され、愛子さまは「朗詠東岸(ろうえいとうがん)」など4曲に耳を傾けました。漢詩を管楽器の伴奏で歌う「朗詠」を聴いたのは初めてだったといい、愛子さまは、楽部の東儀博昭・技術指導員に「朗詠というのは難しいのですか」などと質問しました。
続いて、舞楽が披露され、東儀氏によると、愛子さまはこれまでの鑑賞経験から、細かな所作の意味合いなどに着目。夫婦となる日に演奏されたとも伝わる「北庭楽(ほくていらく)」など2曲が披露され、愛子さまはめがねをかけて熱心に鑑賞されました。終演後、「大変楽しみました」と語ったといいます。入退場の際には、場内の他の観客らに何度も会釈をしていました。