わたし、我慢には2種類あると思っています。
人のための我慢と
自分のための我慢
【人のための我慢】とは
「本当は嫌だけれど、この空気を壊したくないから我慢しておこう」
「言いたいことがあるけれど、面倒だから我慢しておこう」
相手のために自分の気持ちを少し押さえつけてしまうイメージ。
【自分のための我慢】とは
「もう少しスイーツを食べたいけれど、胃腸が弱るからやめておこう」
「動きたくないけれど、軽やかでいられるために少し面倒くささを我慢して運動しよう」
自分を良くするために、本当は〇〇したいけれど今はちょっと我慢しておこうという、自分のためになるための我慢。みたいなイメージ。
最近、美味しい物を食べていたから、脾を休めるためにつくった今日の朝ごはん
中医学においては、
「人のための我慢」をそぎ落としていって
「自分のための我慢」が、いかに出来るかというのが、養生につながると個人的には感じています。
でも、どちらも難しいよね。
ストレス社会を生き抜くためには、嫌な気持ちをどうにか紛らわせるために
美味しいものを食べたり飲んだりしたいよね。
でも、でも、でも、でも!!!
無理しないで
我慢しないで
心のままに
と、いう言葉をよく聞きますし、私も言いますが…
身体の養生においては別よ、別!!
自分の心が
甘いものが食べたいよ~
と言っているからってそれに従ってばかりいたら…
想像しただけで不調になりそうでしょう?
肌は荒れるし、太っちゃうしね。
それに、甘い物を食べ過ぎると脾(ひ)という臓腑が弱ります。
脾は弱ると甘味を好むので、甘いものを食べすぎると脾が弱り、さらに甘いものをもっと食べたくなるという負のループに入ると中医学ではいわれています。
欲望の赴くままに食べちゃうと、
その時は良くても、結局自分が困るんだよね。
我慢というと苦しいイメージがありますが、
目指しているところが「自分がすこやかになるため」であれば、自分のために我慢してあげようと思えませんか?
いつぞやの食べすぎた翌日の朝ごはん。
最初は大好きなものを我慢するってだいぶ辛いですが
甘いものを食べるのも、お酒を飲み過ぎるのも全部クセですから
時間をかければそのクセも治すことができるはずです。
生徒さんも、「甘いものを食べるのが毎日のクセだったけれど、やめてみたら、そんなに欲しくなくなりました」
と言っていました。
甘いものを食べ過ぎるのを辞めたことで
脾が元気になったんでしょうね素晴らしい!
甘い物とかお酒って割りとクセとか思い込みで食べていることが多いですよね。
甘いものにはコーヒーがなきゃ!とか
仕事終わりのビールがないとストレス発散できない!とかね。
本当はそんなことないのにね。
甘い物がなくてもコーヒーは楽しめるし
ビールじゃないことでストレス発散もできる
だから、まずは普段の自分の食習慣にどんな思い込みがあるか考えてみることから始めてみるのもいいかもですね
#自分を深める自由研究 ぜひ、やってみてください
人のための我慢については、また別記事で書こうかな。
ではでは、明日も一日、1トキメキを意識して過ごしていきましょう
私は歯科矯正のために歯医者さんへ行きます!
ちゃんとうまくいっていればいいな😂ドキドキ
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