5ポイントの、どのポイントを軸として機能させるか、どのポイントを積極的に稼働させるかは、人によって異なります。
この組み合わせは、4種類存在しています。
スポーツなどで、同じ競技の同じ目的を持った動作を世界一流のアスリート達が行うにもかかわらず、その形が違って見えるのは、4スタンス理論によるものです。
アメリカメジャーリーグで活躍した、二人の日本人打者、イチロー選手と松井秀喜選手。
両者のバッティングフォームの形が違うのは、誰の目にも明らかです。
同じく投手の、ダルビッシュ有選手と田中将大選手のピッチングフォームは、形もボールリリースのタイミングも異なっています。
イチロー選手は、4スタンス理論において 、A 1タイプに分類されます。
A 1タイプは、前足を軸としてスイングします。
松井秀喜選手は、4スタンス理論において、B 2タイプに分類されます。
B 2タイプは後ろ足を軸としてスイングします。
このように、一流選手になればなるほど特性に適った動きに行き着いているものなのです。