痛みを繰り返さないカラダの使い方|社交ダンス講師が教える4スタンス理論

痛みを繰り返さないカラダの使い方|社交ダンス講師が教える4スタンス理論

ダンス経験ゼロでも読める!繰り返す痛みや疲労を本質から改善。4スタンス理論で手に入れる、一生動ける体の使い方

「脚がつりそうなら、しっかりストレッチして伸ばしましょう」

 

 そんなアドバイスを信じて、一生懸命筋肉を引っ張っていませんか?

 

実は、4スタンス理論において、筋肉を単体で伸ばすストレッチは推奨されていません。

 

それどころか、ストレッチはやればやるほど脚はつりやすくなり、ともすればパフォーマンスを大きく下げることになりかねないのです。

 

「体に良いはずなのに、なぜ?」と驚かれるかもしれません。

 

しかし、あなたが何度も脚を釣らせてしまう原因は、皮肉にもその「良かれと思ってやっているストレッチ」そのものにある可能性があるのです。

1. ストレッチは「体の連動(ユニット)」をバラバラにする

なぜストレッチが逆効果になり得るのか。

 

それは、ストレッチが筋肉という「パーツ」だけにフォーカスしすぎているからです。

  • 体はユニットで動く: 私たちの体は、骨格の軸が整い、全身の筋肉がチームとして連携して初めてスムーズに機能します。

  • ストレッチの弊害: 特定の筋肉だけをグイグイ引っ張る行為は、せっかく整っている骨格の連動を無理やり引き剥がす「軸壊し」に他なりません。

  • パニックを起こす筋肉: 軸がガタガタの状態で無理に伸ばされた筋肉は、脳から「これ以上は危険だ!」という指令を受け、防御反応として過剰に収縮します。これが「つりやすさ」の正体です。

2. ストレッチは「リラックス」ではなく「隠れ筋トレ」

ストレッチを「筋肉を休ませる行為」だと思っているなら、その認識をアップデートする必要があります。

 

筋肉を限界まで引き伸ばすのは、実は筋肉に強いテンションをかける「負荷(トレーニング)」と同じです。

 

 歩き疲れてヘトヘトになった筋肉に対し、ストレッチという名の「追加業務」を課していませんか?

 

ブラック労働を強いられた筋肉が、夜中に「もう限界だ!」と悲鳴(痙攣)を上げるのは、ある意味当然の結果なのです。

3. 目指すべきは「伸展」ではなく「正しい配置」

4スタンス流の正解は、筋肉を力ずくで伸ばして黙らせることではありません。

 

大切なのは、筋肉を「正しい居場所(軸)」に戻してあげることです。

 

本来、筋肉は骨格が正しい位置(軸)に収まれば、引っ張らなくても勝手に緩むようにできています。

  • Aタイプ(つま先重心)なら、その特性に合った軸の整え方。

  • Bタイプ(かかと重心)なら、その特性に合ったリセット法。

無理なストレッチで筋肉を「支配」しようとするのはもう終わりにしましょう。


次回予告: では、どうすれば「伸ばさずに」筋肉を緩められるのか? 

 

あなたのタイプ(A1・A2・B1・B2)に合わせた、筋肉を「正しい配置」に戻すリセッティング(調律)のコツをお伝えします。

 

 

 

 

田中将大(B2)