社交ダンスを「運動不足解消のため」に楽しんでいる人は多いはずです。
ところが実際には、ダンスのあとに痛みが出て、整骨院に通うという声も少なくありません。
でも、よく考えてみると——
これ、少し おかしな話 かもしれません。
メンテナンスが必要になるダンスは「姿勢を作っている」証拠
本来、社交ダンスは適切に踊れば、それ自体が 体のバランスを整え、筋力・柔軟性を自然に保つ “最高の自己メンテナンス” になります。
にもかかわらず、踊るたびに痛みが出るなら、
それは 「正しく踊れていないサイン」 です。
たとえば……
● 無理な動き
自然な流れにならず、余計な力が入り、関節に負担がかかっている状態。
● 「姿勢を作る」踊り方
形・ポジションを、骨格や重力に逆らって
意識的に 姿勢を“形作ろうとしている” ため、体が悲鳴を上げます。
● 体幹が使えず、腕や脚の力に頼る
結果として、首・肩・腰・膝などの関節に負担が集中。
こうなると、踊るたびに体が消耗し、
外部メンテナンスに頼らざるを得なくなります。
「ちゃんと踊る」こと自体が、最強のメンテナンス
社交ダンスの本質は、
重力に逆らわず・関節をロックせず・自然な流れを保つこと。
これができていれば、ダンス自体が次のような役割を果たしてくれます。
● 体幹の安定
正しい立ち方は軸が働き、重心位置も整う。
● 柔軟性の維持
音楽に合わせてしなやかに動く。
● 左右バランスの改善
リード&フォローで、日常の偏りが自然にリセットされる。
この状態なら、そもそも整骨院のような外部メンテナンスは 不要 です。
結論:不調の原因は「あなたのタイプ」と踊り方の不一致
頻繁に体を痛めたり、整骨院通いが続くなら……
それは あなたの体の使い方(タイプ)と技術がズレている 可能性があります。
人は誰でも、生まれつき
● こう動くと楽
● こう使うと負担が出る
という傾向 = 4スタンスタイプ を持っています。
タイプに合わない動きを無理に行えば、当然ながら体は壊れます。
最初の一歩は、「自分のタイプを知ること」
● どこに重心を置くべきか
● どのように軸を保つか
● どんなホールドが自然なのか
これらはすべて、4スタンスタイプによって変わります。
タイプがわかれば、
あなたの不調の原因がどこにあるのかがハッキリする。
余計なメンテナンスは不要になり、
その分の時間と費用を “学びと上達” に投資できるようになります。
そして社交ダンスは、もっと快適に、もっと長く楽しめるものに変わります。
