ブログでは、これまで何度も
「先ずは、子どもの気持ちに共感しましょう!!」
ということを書いてきました。
しかし
その後
忘れちゃいけないある事があるんです!!
何だと思いますか?
それは、ずばり・・・
沈黙です!!
それは、子ども自身に、考える余裕や間を与えるということです。
例えば、スーパーに買い物に行くとき
「お菓子買ってーー!!」
と騒ぐお子さんに対して
「これが欲しかったんだね」
と子どもの気持ちに共感しつつ
その後すぐに
「でも、今日は買わないお約束だよ」
と言ったとします。
気持ちは「お菓子が欲しい!!」という状態なのに、直ぐに切り替えの言葉を言われたところで
子どもはなかなか直ぐに気持ちを切り替えるのは難しいと思います。
そこで、大切なのが
共感の後の沈黙の時間です。
以前、自分の中にいる「感情(本能)の自分」と「思考の自分」の話について書きました。
記事はこちらです。
私たちの中には、「感情(本能)の自分」と「思考の自分」が存在しています。
どちらも大切な自分なのですが、良好な社会生活を営む上で
本能だけでなく、「今はこうした方が良さそうだな!」と考える事も欠かせませんよね。
そしてこの考える力を育てる為に欠かせないのが沈黙の時間です!!
先ほどのスーパーの場面。
実は子どもの心の中ではある葛藤が起こっています。
「お菓子が欲しい」という感情(本能)の自分と
「今日はお菓子は買えないみたいだぞ!」という思考の自分。
2人の自分の葛藤です。
この、葛藤する時間がとても大切。
子どもに、葛藤する時間や余裕を与えてあげることで、
子どもは自ら「思考の自分」も育てていく事が出来るのだと思います。
だから、余計な声掛けはあまりしなくても大丈夫!!
共感の後の沈黙時間。
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