「とにかく、ここに横になってください」
救急車の別途に寝かされ、脈を測られながら、
「どこか痛いところないですか?」
と、聞かれている。
「行きつけの病院は?」
「どこか希望の病院は?」
と聞かれるが、日ごろから歯医者以外世話になっていない身としては、そんな病院ありゃしない。
「別にないので、どこでもいいですよ」と、言いながら、
救急隊の人が病院を探している・・・
そうこうしているうちに、警察も来て、
開口一番
「ご家族に連絡を取り、病院まで来てもらいますので・・・」
と、電話番号を聞いてくるのだが、これが一番めんどくさい。
家族といっても、カミさん、しか居ないし、
大した怪我でもなし、心配させるのも嫌だし・・・・
「いいですよ。別に・・・」
「といっても、事故にあったことぐらいは連絡しておかなければ
ならないでしょ。。。」
しかたがないので、カミさんの携帯の番号を教えておく。
そうこうしているうち、土曜日の午後に対応してくれる病院も見つかり、
(ちなみに2件目です)
移動が始まった。
救急車に寝っ転がって、考えていることとは
もう、すでにカミさんにも連絡がいっただろう。
慌てさせることもないので、一言言っておこうと
電話するがつながらない。
仕方なしにメールで一言
「心配ないから、家にいていいよ」
これで通じるだろうと思うのだが・・・
しばらくして、返事の電話が返ってきた。
「大丈夫なの?」
「うん、平気」
「警察から電話がかかってきて、すぐに病院に来るようにと、
言われたんだけど・・・」
「いいよ、別に、来るとなるとタクシー代もかかるし、心配ないから・・・」
「とにかく、バスでいけるとこまで行ってみる・・・」
会話のやり取りの中、病院に到着。
しかし、この病院の宿直の先生がまた・・・
「めんどくせぇ~!!関わり合いたくねぇ~」
モード全開で・・・
詳しくは次の講釈で・・・