仏教の死神=ヤマーンタカ
※ ヤマーンタカ(仏教の死神):チベットタンカ(仏画)高野山大師教会光寿支部所蔵
早朝のタントラ・ヨーガ、瞑想の時にチベットの「ヤマーンタカ」(大威徳明王)のイメージが強烈に浮かび上がりました。
人間が死を迎えると、五蘊(色・受・想・行・識)、五智(大円鏡智・平等性智・妙観察智・成所作智・法界体性智)、四大(地・水・火・風)、六根(眼・耳・鼻・舌・意)、五境(色・声・香・味・触)は順に溶解し、
最後に「死の光明」という神秘的な現象を体験するとされています。
死者は、まず「白い顕明(ナンワ=空)」、次に、「赤い増輝(チューパ=極空)」、最後に、「黒い近得(ニェルトプ=一切空)」を…
※ 毎朝、独自のタントラ・ヨーガを行じます。
独自のタントラ・ヨーガのポイントは、チャクラや生命エネルギー(プラーナ / ルン)、クンダリニー、中央脈管、また、サボン(種)、五大元素、魂(ワンポ・ナムシェ)というの私たちを構成している三要素などを意識しておこなうことです。
さらに、(ルン、ティーパ、ペーケン)と呼ばれる三つの体質も重要です。
プラーナ(ルン)は、肉体と精神を強く結び付け、肉体が滅んだ後や死後の世界、六道転生にも多大な影響を与え続けるとされているので、特に重要視します。
生命の風(ルン)、上方の風(ルン)、偏在する風(ルン)、火の風(ルン)、下方の風(ルン)などがあります。
※ 表記は訳述書によって違った表現で記載されていることもあります。
”神秘なる密教の瞑想(タントラ瞑想)|「タントラ瞑想」「タントラヨーガ」「タントラヒーリング」”
初心者の方が瞑想をおこなっている時に、ルンの悪い影響が出ることがあります。
すると、‟禅病”や‟魔境”、あるいは、‟偏差”(練功の過程で出現するコントロールが不可能な状態)や‟走火入魔”(そうかにゅうま)といった精神状態が不安定になることがありますので、ご注意ください。
今日は、お大師様の御誕生日、前述したようにチベットの「ヤマーンタカ」(大威徳明王)が強烈に目の前に…
今後の進むべき次の目標、進路を示していただいたように強く感じました。
南無大師遍照金剛
合掌 高野山大師教会光寿支部・支部長 天宮光啓
【運命の秘密】焔魔天・焔魔天・仏教の死神?!の真言と種子で、死後の次の世界が分かる?!生まれ変わり、六道輪廻、運命・運気・運勢、そして、転生を司る十二天(秘:焔魔天)と超最強の明王(秘:大威徳明王)