一介の修行僧の巡礼記録(四国霊場)
ごあいさつ
高野山大師教会光寿支部/支部長の天宮光啓です。
今回の四国霊場でのいろいろな体験や経験を通して、学んだことや気づきなど、一介の修行僧がブログやホームページで書き綴っております。
お役立ていただければ幸いです。
皆様方の希望の明るい未来をこれからも応援しています。
合掌 高野山大師教会光寿支部・支部長 天宮光啓
※ お大師様の日に、補陀落(観音様の浄土)をめざして四国霊場を巡礼してきました。
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今回の四国霊場でも、たくさんの学びや気づきがございました。
三業(身業・口業・意業)を清浄に保ち、仏の三密(身密・口密・意密)と瑜伽(ユガ)させることの大切さを実感しました。
1.金剛合掌をしっかりと結び(身密)
2.真言を唱え(口密)
3.心中に仏を一心に観想すれば(意密)
特に今回は、ある出来事に遭遇しましたので、金剛合掌の物凄さをあらためて強く感じました。
※ 今回の四国霊場では、あるアクシデントに遭遇した時に、真言を唱え、金剛合掌を結びました。
すると、沈着冷静、パニックにならずトラブルが解決!!
まず、①不動明王真言や孔雀明王真言などで心身の汚れや穢れを浄化し、悪魔や魔障を近づけないように結界。
② 金剛合掌の印相をしっかり(清浄)と結ぶ、そうすると最強の印相に変化することをあらためて再確認できました。
大変貴重な体験となりました。
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最強の印相
金剛合掌は、密教(秘密仏教)の印相(いんぞう)です。
胸の前で合掌し、両手の指を交互に組み合わせます。
右手の親指が最も自分に近いように結びます。
右手は仏(界)、左手は衆生(界)を象徴し、仏と衆生の一体感や、仏の慈悲や智慧、救済や加護、また、菩提心を表します。
そして、両手をしっかりと組み合わせることで、金剛不壊(こんごうふえ)を意味します。
金剛不壊(こんごうふえ)とは、ダイヤモンド(金剛石)のように、とても堅固(けんご)で決して壊れないことです。
どんな困難や苦難にも立ち向かい乗り越える勇気や情熱、そうした力強さの象徴、まさしく、「希望の光」のシンボル、象徴です。
両手の指をしっかりと深く組み合わせることで、仏と衆生が一体となり、仏の智慧や慈悲、加護や救済、恩恵などを授かり、人生が大きく開きます。
もし迷いや不安があれば、金剛合掌をしっかりと結び(身密)、真言を唱え(口密)、心中に仏を一心に念ずれば(意密)、やがて三妄(まよい)の霧が晴れ、希望の光が見えてきます。
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金剛合掌の秘められた意味と教え
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【あわせて読みたい】
金剛合掌は、右手は仏(界)、左手は衆生(界)を象徴し、仏と衆生の一体感や、仏の慈悲や智慧、救済や加護を表します。
そこで、この記事では金剛合掌について、その意味や方法(結び方)、効果についてわかりやすく解説します。
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【参考】『高野山大師教会光寿支部』(外部リンク)
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【関連リンク】
【参考】『BLOG KOKEI AMAMIYA』(外部リンク)
【参考】『高野山大師教会光寿支部』(外部リンク)
【参考】『天宮光啓 護摩祈祷』(外部リンク)