真言は不思議なり
身・口・意の三密加持
ご存じの方も多いと思いますが、お大師様の御言葉に「真言は不思議なり」があります。
「真言」とは、サンスクリット語の「マントラ」(मन्त्र Mantra)の音訳です。
「真実の言葉」や、「秘密の言葉」という意味があります。
古代インドでは、真言(マントラ)に言霊のような魂や、神仏といった目に見えない偉大な存在が宿り、その守護や恩恵を授かることができる神秘的な音の響きとされました。
ゆえに、真言に秘められている深い意味をあえて翻訳さずに、サンスクリット語(雅語)のまま漢字で音写され、それが我が国にも伝えられました。
大日経や金剛頂経など密教の経典が成立すると、真言は現世利益や、悟りを求めるための手段などとして広く用いられるようになりました。
特に、密教(秘密仏教)では身・口・意の三密加持により真言の秘めた力を最大限に発揮させます。
その特別な方法は、師から弟子へと「秘密の教え」、血脈や法脈として伝承されてきました。
最強の真言を唱えための3つのアプローチ(アーサナ・呼吸・瞑想)は、こうした身・口・意の三密加持がその基礎や基本、土台になっています。
今月の当方の瞑想会で、こうした点にもいろいろと触れてお話ししたいと思いますので、ぜひ楽しみにご参加ください。
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■ アーサナ(ポーズや坐法)、呼吸法・瞑想法
最強の真言の唱え方
新しくYouTube動画のチャンネル、その名も分かりやすくズバリ「最強の真言の唱え方」(@user-lo8wc7is4c)を開設しました。
知識を深め、正しいやり方や方法、コツやヒント、ポイントなどをしっかり押さえれば、
真言に秘められた不思議な力、誰でもその神秘のパワーを自由自在に使いこなすことができるようになります。
ヨーガのアーサナ(ポーズや坐法)、呼吸法・瞑想法の3つの方向からアプローチ、
コツやヒント、ポイントをしっかり押さえると誰でもお唱えできるようになります。
まず、きっかけづくりとして、真言に馴染むために「真言を聞く」からはじめられることをお勧めします。
今後ブログや動画を通じていろいろとご紹介していきたいと思います。
※ 「不動明王のお告げ」として「千手観音真言」が非常に重要なキーワードです。
そこで真言に慣れ親しむために「千手観音真言」をお聞きいただければ幸いです。
私の場合、「最強の真言」(ご相談者や、ご依頼者の方々の諸願成就を叶えるための法力や霊験)を授かるために、
日々、タントラ系ヨーガの修行・行法や、呼吸法、瞑想法、真言・陀羅尼・お経の読誦、護摩行法など、心身の鍛錬や精神修養に努めております。
そうして得た貴重な経験、神秘的な体験を通して、ご依頼者や、ご相談者の方々がご自身でもできる「最強の真言」の唱え方を今後いろいろとお伝えできればと思います。
人生には、煩わしいこと嫌なこと、困難や苦難にも遭遇しますが、必ず解決し、開運する方法があります。
これからも希望の明るい未来に向かい神仏加持を授かり、力強く共に前進してまりましょう!
合言葉は、「生かせいのち」(自己の無限の可能性)!
南無大師遍照金剛
合掌 天宮光啓