前世から続く縁
本日のお告げ
本日の不動明王のお告げ
「西に向かえ、おん まからぎゃば ぞろしゅにしゃ ばざらさとば じゃくうん ばんこく(愛染明王呪)」
(20231004PM4:37) (根本呪)『真言宗常用諸経要聚』
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本日は夕勤行の時に、「不動明王のお告げ」を授かりました。
今朝は早朝のヨーガと瞑想修行の時に、愛染明王真言と愛染明王尊の御姿が強烈に浮かび上がりました。
愛染明王とは密教特有の憤怒相をした尊格です。
お大師様が唐より持ち帰った『金剛峯楼閣一切瑜珈瑜祇経』(瑜祇経)に由来する仏様で、獅子冠をかぶり3つの目と6本の腕をもちます。
非常に恐ろしいお姿をされていますが、それは私たちの三毒(貪瞋痴)を昇華させ、正しい道へ導くためです。
※ 三毒を放っておくと将来に災いとなって、苦しみが襲ってくる恐れがあります。
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「愛染」とは、愛情と煩悩を意味します。
愛染明王は、愛情や煩悩をコントロールすることで、悟り(真の幸せ)へ導いてくださる仏様です。
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(ワンポイント)
『金剛峯楼閣一切瑜珈瑜祇経』(瑜祇経)とは
※ 五部秘経の一つ。三部秘経(大日経・金剛頂経・蘇悉地経)、要略念誦経・瑜祇(ゆぎ)経。
※ 高野山真言宗総本山金剛峯寺の"金剛峯寺"という名称は、お大師様が唐から持ち帰ったこの経典から名付けられと伝えられています。
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瑜祇経(ゆぎきょう)
詳しくは〈金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経〉と題する密教経典。瑜伽はヨーガ行者を意味するサンスクリット語yoginの音写である。
唐の金剛智(こんごうち)に帰せられる2巻本の漢訳が現存するが、空海の「御請来目録」が不空訳と伝えていることもあって訳者には異説があり、さらには中国撰述の可能性もある。
「瑜祇経」. 中村元.『仏教辞典』第 二 版. 岩波書店,2002,p.1025.
愛染明王真言、煩悩即菩提、運命の赤い糸、前世からずっとつながっている魂の絆、愛別離苦

