7月合同礼拝、善行を積み現世利益(げんぜりやく)を願うことで苦しみから解放される… | 天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)

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生かせいのち

南無大師遍照金剛

合掌

 

 

 現世利益と苦しみの解脱は密接に関係している

 

 




皆さん、おはようございます。


今夜、当光寿支部の「合同礼拝」です。


 

 

 

 

※ 合同礼拝ではこちらの「仏前勤行次第」をもちいます。

 

 

 

合同礼拝では、一緒にお経や真言を唱えて善行を積み、現世利益(げんぜりやく)を願います。

 

 

 

仏教の現世利益とは、仏教の教えを信じ実践することで、現世において得られる利益のことです。


具体的には、病気や災難、争い事から守られ、良い子孫に恵まれ、商売繁盛すること、出世することなどが挙げられます。


仏教は苦しみから解放され、悟りを得ることを目指す教えとされていますが、現世利益を得ることも、悟りを得るための助けと考えます。


例えば、病気や災難から守られることで、心身が健全になり、仏教の教えを学び、実践する時間が生まれます。また、良い子孫に恵まれることで、仏教の教えを次世代に伝える役割を果たします。


このように仏教では、現世利益と苦しみの解脱は密接に関係していると捉えます。


よって、現世利益を得ることは、苦しみの解脱への第一歩であり、苦しみの解脱を得ることは、より大きな現世利益を得ることにつながります。


そのため、仏教では「善行」を積み重ねて現世利益と苦しみの解脱を同時に目指すことがとても重要です。
 

 

今夜の合同礼拝でまた詳しくいろいろお話ししたいと思います。

 

 

 

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■ 7月高野山大師教会光寿支部護摩大祭

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護摩は、サンスクリット語の「homa」の音写で密教(秘密仏教)における修法です。

 

 

 

 

祈祷とは、神仏に霊験・利益・加護・救済などを願い祈ることです。

 

 

人々のあらゆる現世利益(げんぜりやく)をかなえるために供物を火中に投じ諸尊を供養します。

 

 

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● 現世利益(げんぜりやく)

 

 

神仏の恩恵や信仰の功徳が現世における願望の実現として達成されること。

 

「現世利益」. 中村元.『仏教辞典』第 二 版. 岩波書店,2002,p.290.

 

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三障四魔を退散させ、三毒(貪瞋痴)の煩悩を焼き払い、除災招福や無病息災、開運出世、諸願成就・心願成就・大願成就などの願い事をかなえます。

 

 

 


具体的には、対人トラブルが解決する、仕事やビジネスで大成功する、夢や希望が実現するなどです。



また、護摩の効果(霊験や功徳、加持力など)によって心身が浄化され、ストレスが軽減し、免疫力や自然治癒力が高まり健康・長寿につながるといった効果が期待できます。

 

 

そこで、こうした護摩の効果をさらに高める方法として、「三密瑜伽」があります。

 

 

三密(身口意)をもちいて、仏(宇宙の真理)と瑜伽し、現世利益を成就させます。

 

 

 

※ 願い札(1本/500円)です。

 

 

 

 

 

 

※ ストーカやつきまとい、いじめや嫌がらせの本当の恐ろしさは、段々とエスカレートし、相手を追い詰め、最後はその命まで奪い去り、すべてを破滅に導くことです。

 

 

 

※ 不動明王呪(火界呪)は、魔除け・厄除け真言です。

 

三毒(貪瞋痴)が焼き尽くされ、「清浄」となるように唱えます。