皆さん、おはようございます。
明日は仏道修行会です。
仏教の教えをテーマにした瞑想をいろいろとおこないます。
ぜひ楽しみにご参加ください。
ところで、昨日ブログでも触れた七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)に関するこんな話を聞いたことがあります。
中国の唐時代に白居易(はくきょい)という有名な漢詩人がある老僧のもとを訪ねました。
そして、仏法の大意は何かと尋ねたそうです。
すると、その老僧は「諸悪莫作、衆善奉行」と返答しました。
白居易が「悪い事をせずに善いおこないをせよとは3歳の童子でも知っていることだ」と反論しました。
したらば、老僧いわく「そうはいっても80歳の老人でもそれを実践するのは難しい」と説き、白居易が得心したということです。
昔、禅宗のあるお寺をたずねたときに諸悪莫作、衆善奉行と刻まれた「一休禅師墨蹟碑」を見かけたことがあります。
一休さんもこの言葉を非常に重んじられました。
「悪いことをせずに、善いおこないを続けていれば、自ずと心が清く美しくなる」
私たちも日々忘れずに大切にしたい教えですね。
幸せとは一体どこにあるのでしょうか。
幸せとは日々のちょっとした積み重ね。
それでは、本日も仏道精進。
生かせいのち
南無大師遍照金剛
合掌 天宮光啓
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■ 神仏の導きを得て人生を変える
毎日の何気ない行動や言葉遣い、生活習慣を少し見直すだけで今の自分が変わり、人生が開運します。
ただし、時間は限られています。そして、千載一遇のチャンスはそう何度も巡ってはきません。
思い立ったが吉日、後悔しないためにも“今”一歩を踏み出してみませんか。
私たちの内には「無限の可能性」(仏性)が秘められています。
毎日の少しずつの積み重ね、ちょっとした心がけで神仏のお導きをさずかり、幸せの種が開花し人生が大きく切り開かれます。
これからもいろいろと綴ってまいります。
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