■ 孔雀明王真言ー最強のデトックス効果を体感？！ー
朝起きるのがつらい、
夜中に何度も目が覚めてしまう。
疲れているのになかなか寝付けない。
体を動かしたり、外出するのが面倒くさく感じたり、
人に会うのがおっくうで家に引きこもりがちだ。
今まで興味があったものへの関心も薄れ、
食事をしても美味しく感じない。
とにかく何をやっても楽しくない。
そうなんです、私たちの心も風邪を引きます。
私もこれまでいろいろとありました。
でも、そんなときはやはり焦らず、慌てず、あきらめず、
無理をせずに、前向きな気持ちでおだやかに過ごすことを心がけました。
そして、ある日ふと口をついて出た「孔雀明王真言」がとても心地よく感じました。
それまで鉛のように重く感じていた体が少しずつ軽く感じはじめ……、
ご存じのように、孔雀は毒虫や毒蛇を喰らい、その毒を生きる力、「生命力」に変えます。
こうした孔雀がもつ命を再生する力を神格化させたものが孔雀明王真言です。
よって、心の風邪の根本原因ともされる「三毒」、
それをことごとく打ち砕き、昇華させ、心を強く復活させる驚異の力へと変えてくれます！
心の風邪も早めの手当てが一番、何もせずに放っておいてはいけません。
（真言）オン マユラ キランディ ソワカ
真言は、唱えてもよく、聞くだけでもよし、（種子を）見るだけでもその計り知れない功徳を授かることができます。
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（参考）
孔雀明王は、一切の害毒を除く功徳があるとされる尊格です。
種子は通常「マ」か「ユ」が用いられることが多いとされています。
烏枢沙摩明王・金剛童子と同じ「ウン」（異体字）であらわすこともあります。
小峰智行（2021）『梵字集：朴筆書体による種子の世界』里文出版.
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なお、明日は今年最後の「一願不動明王開運護摩供」です。
前回の仏道修行会でも触れた「浄化の真言」を唱え、一年の垢落とし、
心も体もスッキリとリフレッシュ、新しい一年を皆で仲良く共に迎えたいですね。
真言は不思議なり。
合掌 沙門光啓
