文殊菩薩は智慧をつかさどる仏さまである。普賢菩薩と共にお釈迦様の脇侍仏としてまつられ... View this post on Instagram 文殊菩薩は智慧をつかさどる仏さまである。 普賢菩薩と共にお釈迦様の脇侍仏としてまつられることが多い。 その昔、維摩居士(ゆいまこじ)という物凄く弁の立つお釈迦様の弟子がおられた。 あまりにも厳しい問答を繰り返す論客であったゆえ、周りからは少し疎ましく思われていた。 そんなある日、維摩居士が病床に伏したと聞いたお釈迦さまが自分のかわりに誰かを使いにやらせようとしたが、誰も進んでお釈迦様に申し出るものはいなかった。 そこで、文殊菩薩がお釈迦様のかわりに見舞いにでかけた。 維摩居士は、文殊菩薩の来訪を喜び、病である我が身を忘れてまた問答を繰りひろげた。 現在、私たちが身近に触れることのできるお経のひとつに『般若心経』(仏説摩訶般若波羅蜜多心経)がある。 般若とは、「智慧」のことである。 仏の説かれた智慧とは、一体何だろうか。 それは、物事を大きな鏡のようにありのままに、すべてを等しくみて、何が本当に正しいのかを知り、正しい行いをし、この世の真実がいつも身近にあるということに気づくこと。 これまで苦手と感じてきた相手をただ忌み嫌い遠ざけるのではなく、また、甘言を弄する仲間だけでつくった小さな世界から世をみて、すべてを分かったように思いあがるのでもなく…、 何が本当に大切なものなのか、誰が本当に大切な人なのかを知ること。 維摩居士の話を聞いて、ふと、父のことが浮かんできた。 幼少の頃から説教をたくさん聞かされた。 あんなに苦手だと感じていた父のもとへ、 また久しぶりに会いにでかけてみたくなった。 合掌 皆さん、こんばんは。 今年も一年間、本当に早かったですね。 私は、年末の大掃除もまだ、それに、やり残していたことがまだまだ片付かず…さらに目まぐるしくバタバタと過ごしております。 ところで、受験生やそのご家族の皆さまにとりましても慌ただしい年の瀬ではないでしょうか。 私も、合格祈願のご依頼を多数たまわっております。 皆さん方とともに新年の入学試験などに向けて、さらに全力でご祈祷いたします。 なお、元日から歩き遍路にでかけてまいりますので、合格祈願もご一緒にお祈りしてきます。 それでは、素敵なクリスマス、年の瀬をお迎えください。光啓 九拝 ✳ 新年の瞑想会は1月13日(日)大阪、1月19日(土)・20日(日)は東京です。 ✳ 来年は仏道修行会でも、さらにたくさんの実り多きお時間をともに過ごしたいです。 ✳ 平素はコメントやメールなどいろいろとありがとうございます。ご返信が大変遅くなっております。ご了承のほどお願い申し上げます。 #文殊菩薩#仏#菩薩#仏教#お釈迦様#智慧#三人寄れば文殊の知恵#般若心経#受験#入試#合格祈願#祈祷#四国霊場#金剛福寺#足摺岬 天宮光啓さん(@koukei_amamiya)がシェアした投稿 - 2018年Dec月23日am2時31分PST