人びとの苦しみには原因があり、人びとのさとりには道があるように、すべてのものは、みな縁（条... View this post on Instagram 人びとの苦しみには原因があり、人びとのさとりには道があるように、すべてのものは、みな縁（条件）によって生まれ、縁によって滅びる。 雨の降るのも、風の吹くのも、花の咲くのも、また、葉の散るのも、すべては縁によって生じ、縁によって滅びるのである。 この身は父母を縁として生まれ、食物によって維持され、また、この心も経験と知識とによって育まれたものである。 だから、この身も、この心も、縁によって成り立ち、縁によって変わるといわなければならない。 網の目が、互いにつながりあってひとつの大きな網を作っているように、すべてのものは、互いにつながりあってできている。 ひとつの網の目が、それだけで網の目であると考えるのならば、大きな誤りである。 網の目は、ほかの網の目とかかわりあって、一つの網の目といわれる。 網の目は、それぞれ、ほかの網が成り立つために、役立っている。 花は咲く縁が集まって咲き、葉は散る縁が集まって散る。 けっして、ひとり咲き、ひとり散るのではない。 『勝鬘経』― 縁と生滅 ― 皆さん、こんにちは。 先週末は、東京での当方の瞑想会がございました。 ご参加くださいました皆様方へはこの場をお借りしまして厚く深く感謝御礼申し上げます。 いつもですと早朝の飛行機で向かうところ、ご存知のように台風21号による被害で関西空港が閉鎖しておりましたので、やむなく今回は夜行バスたで東京入しました。 普段、当たり前に感じていていたことが本当は当たり前ではない…長いバスの車中でいろいろと考えさせられました。 私の住む地域でも、台風でなぎ倒された電柱や信号機、また、後片づけの瓦礫の山がまだまだ手つかずの状態の所もたくさん残っております。 こういった憂鬱な閉塞感のある時だからこそ、さらに、人と人とのつながり、絆、結び付きといったものを大切にしながら、支え合い、助け合い、励まし合って、みんなで共に困難や苦難を乗り越えていかなければ…、なのかもです。 再来週（10月7日）には、今度は高知での瞑想会・法話会です。 また、皆様方と共に実り多きお時間をご一緒に過ごさせていただきたいです。 それでは、またお会いできますことをとても楽しみにしております。 光啓 九拝 #縁#ご縁#仏縁#支え合い#助け合い#つながり#絆#法話#台風#復旧#復興#光と影#迷い#悟り#瞑想#瞑想会#高知#四国#空海#弘法大師 天宮光啓さん(@koukei_amamiya)がシェアした投稿 - 2018年Sep月19日am12時56分PDT
