仏教では、この世界を「地・水・火・風・空」の五種類の主要元素で成り立っていると考える。... 仏教では、この世界を「地・水・火・風・空」の五種類の主要元素で成り立っていると考える。 これを「五大」(ごだい)という。 私達を含め森羅万象すべては、この五大が融通無碍に組み合わさってできている。 そして、両手の十指にもそれぞれにこの五大が秘められている。 親指は大指(だいし)といって万物を容れる大きな虚空、空間があらわされている。 人差し指は頭指(とうし)といって「風」のシンボルとなる。 さらに、中指は「火」を、薬指は「水」を、小指は「地」を、それぞれのシンボルとされる。 そして、祈りを捧げる時の胸の前で合わす「合掌の印相」にもいろいろな種類がある。 堅実心合掌(けんじつしんがっしょう)、虚心合掌(こしんがっしょう)、未敷蓮合掌(みふれんがっしょう)、初割蓮合掌(しょかつれんがっしょう)、顕露合掌(けんろがっしょう)、持水合掌(じすいがっしょう)、金剛合掌(こんごうがっしょう)、反叉合掌(はんしゃがっしょう)、反背互相著合掌(はんはいごそうちゃくがっしょう)、横柱指合掌(おうちゅうしがっしょう)、覆手向下合掌(ふくしゅこうげがっしょう)、覆手合掌(ふくしゅがっしょう)等の十二の合掌印。 右の手は仏の世界を、左の手は生きとし生けるものすべてをあらわす。 人生には、順風満帆に物事が運ぶこともあれば、そうでない時もある。 いろいろな困難や苦難に行く手を阻まれることも少なくない。 どんなに強靭な肉体や精神をもってしても、時に心が折れそうになることもある。 今から約十年以上前に高野山で出家し、「金剛合掌印」別名を「帰命合掌印」(きみょうがっしょういん)というものをあらためて授かった。 十指を互いに交差させる独特の印相である。 右の手は仏、左手は私達自分自身でもある。 苦しい時、悲しい時、切ない時、もうどうしょうもないとすべてをあきらめそうになった時こそ、胸の前で、しっかりと手を合わせたい。 右の手は仏、左手は自分。 また今日という新しい一日を新たなる気持ちで仏と共に歩む。 合掌 皆さん、おはようございます。 私事ですが明々後日のお不動様の縁日に前回の四国遍路の続き、今度は第12番札所焼山寺から第19番札所立江寺までの約70Kmを三日間かけて歩いてまいります。 インスタグラムのストーリーにて今回も四国遍路の魅力等をお伝えできればです(^^) 明後日(27日)から四国に前日入りしますので、その模様もストーリー等でいろいろとお伝えできればと思っております^_^ なお、これより約一週間近くはさらにメール等のご返信が遅くなることもあるかと存じます。 何卒ご了承くださいませ。 光啓 九拝 写真は、「金剛合掌印」(こんごうがっしょういん)、金剛(ダイヤモンド)のように仏と私達が強く固い絆で結ばれていることをあらわす印(ムドラー)です。 #仏#印#五大#合掌#印相#ムドラー#金剛合掌印#四国遍路# 歩き遍路#不動明王#縁日#仏教#仏道#修行#仏道修行#絆#大丈夫 天宮光啓さん(@koukei_amamiya)がシェアした投稿 - Feb 24, 2018 at 3:45pm PST