南無大師遍照金剛我拝師山の頂上近くに小さな護摩壇がもうけられ、地蔵菩薩が祭祀され、稚... | 天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)

天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)

IKIKATAJUKU(天宮光啓瞑想法)や、護摩祈祷、真言動画、高野山大師教会光寿支部の活動などを投稿しています。

高野山大師教会光寿支部では、支部会員さんも募集中です。

相互礼拝、相互供養、自利利他

生かせいのち

南無大師遍照金剛

合掌

南無大師遍照金剛 我拝師山の頂上近くに小さな護摩壇がもうけられ、地蔵菩薩が祭祀され、稚児大師石像が奉られている場所がある。 弘法大師が幼少の頃に、大誓願を立て、断崖絶壁からその身を投じたとされる神聖なる地。 山裾野に広がる勇壮な讃岐の平野を一望できるその地には今も祈りを捧げに、人々が険しい岩場を息を切らせながら登ってやってくる。 この場所にくるといつも思い出すことがある。 昔、約一ヶ月間をかけ、通しで歩き遍路をおこなった時のことを。 台風が接近する最中にもかかわらず、無我夢中でお寺をまわり続けた。 その時、ある札所で土砂降りの雨の中、 ただ黙々と一心にお経をお唱えするひとりのお遍路さんの姿をみかけた。 地面を激しく叩きつける雨、その雨音にかき消されそうになりながらも、そのお遍路さんの読経の声だけが境内に鳴り響き続けていた。 人生、誰にでもそれぞれに迷いや、悩み、苦しみ、悲しみがある。 祈り、とは何だろうか。 祈る、とはどういうことをいうのだろうか。 すれ違いざまにほんの少しだけ会釈をかわした。 雨音にかき消されるようにその後ろ姿は雨靄(あまもや)の中へとすぐに見えなくなってしまった。 金剛杖を力強くつく音、持鈴の澄み渡った音色だけがいつまで聞こえてくるように感じた。 その後ろ姿がお大師様に観えた。 合掌 皆さん、おはようございます。 去年の夏の歩き遍路の時にも、「南無大師遍照金剛」の力強い文字が入ったおいづる(白衣)に、皆さま方の心願成就等をお書きいただき、そのおいづるをたずさえ共に歩かせていただいてきました。 今も当方の御本尊様と共に大切に祭祀させていただいております。 今年も皆さま方のお願い事を、所願を、心願を成就、仏様に届けるためにできる限り時間をみつけて四国遍路をまた歩いてきたいと思っております。 4月には、『天宮光啓と共に歩くお遍路ウォーク』にて皆さま方と共に四国遍路を。 なお、今回は修行の地、高知を予定しております。 是非、たくさんの方々と共にゆったりと、ゆっくりと、のんびりと歩いてみたいですね。 おいづるの白色は、穢れなき私ちの心を。 その昔は観音様の仏像を背負い巡礼していたとか、その時に肌が直接仏様に触れないようにと一枚の真っ白な布を当てたとされております。 光啓 九拝 #四国遍路#お遍路#四国霊場#高知#修行の地#歩き遍路#おいづる#白衣#観音様#観世音菩薩#仏教#仏#弘法大師#空海#お大師様#南無大師遍路金剛

天宮光啓さん(@koukei_amamiya)がシェアした投稿 -