早秋のやわらかな風が吹いている。
キャンドルライトの灯が、
まるで、幾千万の天空の星々のごとく、
ゆらゆらと煌めき・・・
有史以前のその昔、
我々人類は、「火」と出会った。
これまで、冷たく、凍てついた心を、
やさしく、いつもどんな時もあたたかく包んでくれた。
戦後70年。
ある特攻隊員の手記を目にした。
手紙の最後の言葉、
「お母さん、どうか悲しまないで」、
「今まで、あまり親孝行できなかったけれども……
これからも、お母さんがいつまでもお元気でいてくださることを、どこにいてもずっと祈り続けています」
「この命を、ありがとう」
この同じ時間、この同じこの地球上で、
世界中のどこかでは、
戦火に追われ、
誰かが誰かのことをたくさん傷つけ、
たくさんの大切なものが奪われ続けている。
これからも祈り続けたい。
自分のことだけではなく、
自分達だけのことでもなく、
いつの日か、世界中が笑顔でつつまれるようにと。
そして、今日というかけがえのない一日を何か意味のあるものに変えてみたい。

風よ、
どこまでも、伝え、届け、
届け、
どこまでも、
世界中に、
世界中へ。
人々のその素敵な笑顔をのせて。
合掌
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追記 皆さん、こんにちは。
シルバーウィーク最終日いかがお過ごしでしょうか。
先週末の東京、記念すべき第一回目の『キャンドルライト瞑想会』を無事に開催することができました。
あらためてまして、キャンドルアーティストのクニさんをはじめ、ご参加いただけました皆様方のご厚情に深く厚く御礼申し上げます。
今後、東京はもちろんのこと神奈川県下(湘南地域など)、いろいろなところで開催していく予定です。
詳しくは、当ブログや、下記の「真言行者 光貴 シンプログ」にて。
それでは、今週末は九州での瞑想会が、再来週にはいよいよお大師様のお膝もとのお四国でも(^-^)
また皆様方と共に素晴らしいお時間を・・・
合掌
