皆さん、おはようございます。
新しくカレンダーをめくともう九月、
まだまだ残暑厳しいですが、秋の足音はそこまで聞こえて来ております。
ところで、お話ガラッと変わりますが、
当僧院の玄関を入ると、
正面の壁の一枚の大きな額が目に飛びできます。
今から五年ほど前に、
チベットの帰路の途中、中国江蘇省常州市を訪れ、
常州市の古刹「天寧寺」に立ち寄りました。
その時に、当寺院のご住職様(兄弟僧の御師僧様)から頂戴しました。
「佛」は、崇高なる精神性を表す文字だそうです。
つまり、大宇宙の真理、「本源」そのものです。
金剛合掌し、
口には、光明真言をお唱えし、
「佛」の一字を心中にて深く観想する・・・
まさに、「私(仏)の三密」と「宇宙(佛)の三密」とが深く融合する「三密瑜伽」(さんみつゆが)なり。
それでは、本日も皆様方のさらなるご多幸をお祈りいたしております。
合掌