夢という名の「無意識」の世界へ・・・ | 天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)

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生かせいのち

南無大師遍照金剛

合掌

先日、ある知人女性から相談を受けました。




最近、奇妙な「夢」を見るようになってから・・・




その後、その内容が気になりだし・・・





どうも落ち着かず、夜になってもほとんど眠ることが出来ない・・・





と、いう内容のものです。






一般的に、平均して一晩で4~6回ほど我々は夢を見るそうです。




ただし、起床して数分もしないうちに・・・




ほとんどが記憶から薄れ、覚えてさえいないということになるようです。




では、「夢」とは一体何でしょうか・・・




一説には、私達の遺伝子(DNA:デオキシリボ核酸)の中には





地球誕生からの膨大なデーターが蓄積されているといいます。





それらは、「無意識」という我々の心のある領域にインプットされているとか・・・





通常、夜になって我々が就寝する頃、




心身はリラックス状態となります。




脳波も、日常の活動的なアルファ波から




ベータ波    シータ波  →  デルタ波 と段々深くなっていきます。




そして、日常の意識(表意識:ひょういしき)から、徐々に「無意識」(むいしき)の領域へと入っていくことに・・・





つまり、「人によってはこの「無意識」にインプットされている記憶が「夢」という形であらわれたとしても不思議ではないように思います。




ちなみに、かかる「無意識」には五つのレベルがあるとされています。




① 個人的無意識:(個人の「生」から「死」までの堆積した記憶)



② 血脈的無意識:(先祖代々から伝わる記憶)



③ 集合的無意識:(人類誕生から数十億年経てきた人類すべてが共有して保持する潜在的な記憶)



④ 生命的無意識:(地球上の全生命体500万種の共有する叡智)



⑤ 宇宙的無意識:(宇宙を成り立たせている根本的な原理)




このように、私達には膨大な宇宙のデーターがインプットされています・・・





そう考えると、私達は毎夜、




夢という名の「無意識」の世界へ冒険に出掛け




いろいろな記憶の糸をたどっているのかもしれません。





夢が気になるということは・・・





換言すれば、「過去からのメッセージ」




あるいは、「警告!」なのかも・・・





私達は、けっして「今」だけを生きてはいません。





昔、ご先祖様のどなたかが得た様々な情報を




現在の私達が夢という形で知ることとなって・・・




先祖がえりや、隔世遺伝によって





また同じような人達と巡り合い、





同じような人生を繰り返す・・・





因果因縁や縁起の考え方はこうしたことがベースとなっているのかもですね。





それでは、こうしたお話も今後ドンドンとブログでUPしていきます。




お楽しみにです^^





合掌