「世のため、人のために」。そう話をされる桂由美さんをテレビで見ました。花嫁の夢を叶える。幸せを提供する。ブライダルファッションへの絶え間ない情熱。感動しました。経営支援を通じて世のため人のためになりたいと改めて思った次第です。
ところで、稲盛和夫氏が著した「生き方」に松下幸之助氏の「ダム式経営」の講演を聞いたときの話があります。聴講者から、なかなかそれが難しいから、どうすればダムがつくれるのか教えてほしいと質問があがり、それに対して松下氏は、私にもわからないが、大事なのはダム式経営をやろうと思うことと答え、聴講者の多くが失望したという。しかし、その様子を見ていた稲盛氏は、まずはこうありたい、こういう経営をしたいと強い願望を持つことが大切なのだと、松下氏の言わんことに気づいたという話です。
ここを目指すんだ、こうやっていくんだと思わなければ何も始まりませんし、何も実現できません。至極当たり前のことですが、これができていない人が多いのが現実なのではなのでしょうか。目指すべき姿。その姿を実現したいという強い願望を持つことの大切さを教えてくれます。リーダーシップの源泉もここにあるのでしょう。