美術館で人の本質に会い、人生の標を見出すヒントを得る | 中小企業の成長・発展、地域活性化に繋がる事業承継の実現へ

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印象派の誕生。

モネ、ルノワール、シスレーら印象派のサロン(官展)落選は彼らにとって死活問題であった。保守的な審査に苦しめられる。

モネらの精神的支柱だったドゥアール・マネ。落選者は皇帝ナポレオン三世に展示会を設けるように訴え、開催された「落選者展」でマネは一大スキャンダルを巻き起こす。「この時代を描く」という確固たる信念があり、モネらはマネを慕い果敢に挑戦するようになった。

その後、モネらは作品発表の場と販路を切り拓くべく芸術家による共同出資会社を立ち上げ、展覧会を開催。この展覧会に出品したモネの「印象、日の出」は風刺新聞で批判を受ける。

※上記は「モネ-連作の情景図録」をもとに作成。

環境は常に変化する。そこには人の思惑が隠れているときも。確固たる信念をもとに改革を起こす者。その行動が賛同する人たちにとっての精神的支柱となり新たなステージへと進んでいく。批判を受けながらも自分を信じて行動するモネらに尊敬の念を抱く。

美術館では「人の本質」に会えることができる。そしてまた「人生の標」を見出すヒントを得ることができる。だから私は美術館に行くのです。

さて、今日はゆっくり休みます。