いつもありがとうございます。
昨日、梅田にお勤めのグループのお客様から、梅田の踏切跡のあたりに、早朝からカツ丼セットを500円で食べられるお店があると教えてもらいました。
「マスター、やけにカツ丼に食いつきますね(笑)」
「いや、カツ丼じゃなくて、モーニングに反応してるんです(笑)」
と、いうことで「見活」から直行して来ました。
土日はお休みなので、今日が今週のラスト営業でした。
たしかにモーニングセットはありましたが、全セット100円値上げされているようでした。
この横の道は通っていましたが、お店の存在はまったく知らなかったですね。
カウンターだけのお店で朝は女性のワンオペのようです。
注文したのはカツ丼ではなく、肉吸いと卵かけごの飯セット(600円)。
肉吸いに入っている牛肉を卵に浸してすき焼き風にして楽しんだあとに、卵をご飯にトロ~リ。
お客様オススメの「うどん」も頼みたかったのですが、「かけうどん」の単品が580円でしたので、今回は諦めました。
(上福島東公園)
しかし、「ミニうどん」の価格は150円とのこと。
となると計算上「かけうどん」は「ミニうどん」4杯相当になるはずです。
「ミニうどん」が極小なのか「価格設定ミス」なのか・・・検証しないといけませんので、再訪決定です。
ちなみにモーニングタイム以外の「カツ丼」は800円でした。
天気もいいので、そのまま中之島へ向かいました。
出入橋方面の道路は「なにわ筋線」の工事のため車両通行止め。
でも自転車と歩行者は通れますのでご安心を。
快晴の中之島は朝から大勢の人。
今が見ごろのバラ園が目的です。
今でも十分キレイなのですが、職員の方々が剪定作業をされていました。
おそらく土日に来られる人に向けての作業だと思います。
これからの咲く品種もたくさんありましたので、まだまだ見ごろは続きそうですよ。
このバラ園のとなりには最近リニューアルオープンしました東洋陶磁器美術館があります。
この美術館横にはカフェが併設されています。
ここは美術館の利用客でなくても入れるのですね。
営業時間は美術館と同じ朝9時半からとモーニング営業。
ただしモーニングメニューは一切ありません。
(期待した自分が恥ずかしい)
モーニングメニューがないどころか、どれもこれもかなりのお値段がします。
入ってしまいましたので、悩みに悩んで似つかわしくないケーキセットを注文。
このケーキは900円もしました。
この時間ならカツ丼セットでも600円で食べられるのに・・・と、思いましたが、言うても「金はただ取らん」お味でした。
ちなみに東洋陶磁器美術館だけに、便器も東洋陶器でした。
福島を通過して一旦冥土に帰店。
八百鮮ではキュウリが三本100円の特売中。
ふと思い立ちまして、佃のすずや食堂へ。
先月にご主人が突然お亡くなりになられたとのことでお悔やみに。
お母さんも、僕のことを覚えてくれたようでいろいろとお話してくださいました。
お店は先代が昭和25年に創業して、一部改装はしたけれどほぼ当時のままとのこと。
二代目のご主人とは結婚して51年、一緒にお店を切り盛りされてこられました。
ご主人から出前の途中に尼崎競艇に寄り道した話を聞いていましたが、それは独身時代とのことで結婚してからは競馬も競艇も一切されなかったそうです。
僕とは大違いなエエご主人ということです。
ただ麻雀は好きで、最盛期はお店が終わってから近所の方と二卓出してガヤガヤやっておられたそうですよ。
ここは一緒ですね。僕も誘われましたし。
現在お店を手伝ってくれているのはご主人の妹さんで、お店のことは奥様よりも詳しいです。
以前は前のショーケースのところに「おかず」の見本とともに、夏はかき氷の機械を置いていたと教えていただきました。
以前はこの辺りは工場が多くて、奥にはセメント工場もあり、交差点の周りにもっと多くの飲食店が並んでいたそうです。
工場の近くによくある麻雀屋もあったのかと訊きましたら、ここは近くに学校があるので、その手の店は出せなかったとのことでした。
忙しく動いているので、気が紛れるとのことですが、本当に寂しそうでしたね。
「お!遠いところありがとうございます!お酒飲めませんので、薄い濃いは言うてくださいね!」
という、いつもの腰の低いお父さんの言葉が思い出されて、お店を出てからポロポロ。
安らかに。
(慢性的渋滞で絶対に時間通り来ないと思う路線)
本日の担当は「子ども用便座があったので、ベイビーが来ることがわかった」僕です。
by「よ」
※明日5月18日(土)は23時閉店となります。