僕の生きる道 #73「人生、オワッタ、、、」 | 幸せと豊かさに愛されている 伊藤直幸公式ブログ

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幸せを言葉にできる専門家 伊藤直幸です。

今日も、「世界一の幸せもの」を増やしていきますよ(^o^)


【僕の生きる道】と題して、

・自分を大切にして、
・自分本来の、ありのまま姿を取り戻して、
・素直な気持ちで「世界一の幸せもの」で生きるまでに、

悩んだり、迷ったり、喜んだり、笑ってきた【僕の人生の真実】を、赤裸々に語っています。

 

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前回のお話はこちら

 >> #72「人生の宝箱が開く瞬間(とき)」

 

 

前回は、和歌山から営業所がある大阪市港区へ帰るお話でした。

 

高速代が払えない僕は、大阪の南端に近い場所からひたすら国道で帰ることに。

 

時間は、午前2時半。

 

道路は空いているとは言え、どんなに早くても1時間45分はかかる場所、、、

 

心も、カラダも疲れのピークに達していました、、、

 

 

#73●人生、オワッタ、、、

 

 

泉佐野、岸和田、泉大津、高石、、、

 

工業地帯を横目に見ながら、深夜で車がまばらな国道をひた走っていた。

 

 

この調子だと、午前4時には何とか戻れそう、、、

 

そこから、納車作業を終えれば、6時には家に帰れると思いました。

 

 

「フワ~~~(大きなあくび)」

 

(ん、、、)

 

目が、しょぼしょぼしてきた、、、

 

なんだか、眠くなってきた。

(つд⊂)ゴシゴシ

 

 

「ちょっとだけ、仮眠しようか、、、」

 

僕は、車が止められそうな路側帯を見ながらそう思ったのです。

 

 

時計を見ると、午前3時を回ろうかとしていました。

 

「3時かぁ、仮眠したら4時には戻られへんしなぁ、、、」

 

 

このとき、隔日勤務で運転ができる時間が迫っていることを気にしていた。

 

運転時間を超えてしまうと「ペナルティーがある」、と同僚から聞いていたからだった。

 

 

マジメだった僕は、「それは、まずいなぁ、、、」と思った。

 

車はすでに、仮眠ができそうな路側帯を通り越していた、、、

 

 

(。゚ω゚) ハッ!

 

ふと気がつくと、車は車線を半分ほどはみ出しながら進んでいた。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

僕の横を通り過ぎた車のドライバーは、「どうしたんだ?」と怪訝な様子で僕のほうを”チラッ”と見た。

 

 

「あぁ、ヤバイ、やばい、、、」

 

気づかないうちに、ウトウトしてた、、、

(。-ω-)zzz. . . 

 

 

zzz. . .

 

zzz. . .

 

 

ドンッ!!

 

 

車に強い衝撃と、鼻に痛みを感じて目が覚めました。

 

僕は、何が起こったのか分かりませんでした、、、

(つд⊂)ゴシゴシ

 

 

眠い意識で前を見ると、車のフロントガラスは大きなヒビが入っていて、ボンネットからモクモクとした煙があがっていました。

 

鼻を触ってみると、鼻血が出ていました。

 

 

「何だ? 何が起こったんだ?」

 

シートベルトを外して車の外へ出ると、、、

 

 

僕が運転していた車は、信号がある交差点のガードレールに串刺しになっていました。

 

「!!!」
( ゚д゚)ポカーン

 

 

「やってしまった~」

 

事故を起こして、上司に怒られると思いました。

 

 

「まずいなぁ、、、」

 

事故を起こしたことの大きさよりも、会社で怒られることを心配していたのです、、、

 

 

しばし、車を見ながら呆然、、、

 

 

「どうしよう、、、」

 

「とりあえずは、警察に連絡をしないと、、、」

 

 

ウゥ~ッ~

 

そんなことを思っていたら、誰かが通報してくれたのか、パトカーがやってきました。

 

 

お巡りさんがやってきて、

 

「運転手さん、ケガ大丈夫?」

 

「はい」

 

「どうしたの?」

 

「居眠り運転をしたようで、気がついたらこんなふうに、、、」

 

 

お巡りさんは、ガードレールに串刺しになっている車を見て、こう言いました。

 

 

「あ~、あなた。運が良かったねぇ」

 

「あと数センチ、ガードレールが横にズレて刺さっていたら、今頃、ここにいなかったかもしれないね」

 

「硬いエンジンに刺さったお陰で、運転席までいかなかったみたいだね、、、」

 

 

「えっ!!!」

 

 

僕は、言葉が出ませんでした、、、

 

なぜなら、ほんのちょっとの差で、死んでいたかもしれないから、、、

 

 

眠っていたとはいえ、ハンドル操作、アクセル加減、ガードレールの位置、、、

 

色んな要素が重なりあって、奇跡的に助かったのです!!

 

 

それも、鼻の骨折だけという「かすり傷」で!!

 

 

 

お巡りさんが事故の検分をしている間、、、

 

ガードレールに突き刺さっている車を見ながら、こう思いました。

 

 

「あと数センチ、ガードレールが横にズレて刺さっていたら、僕は死んでいたのか?」

 

「もしかして、神さまは、”死ぬのはまだ早い”と言っているのか?」

 

「僕は、生かされているんだ!!」

 

 

それに気づいて、僕はようやく目が覚めました。

 

神さまに、「2回目の命をもらったようなもの」だったからです。

 

 

次回
 >>
#74「終わりと始まり」
(記事が公開されるとリンクされます)

 

お会いできるのを楽しみしています!

 

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コチラもどうぞキラキラ

 

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