うちの家系の第一号としてのキリスト教徒は、
母方の曽祖母だった。
彼女は北海道の農家に生まれ、長女だった。
下に弟が何人かいた。
曽祖母がいつどのようにキリスト教徒になったのか
詳細は知らない。
彼女は優しい人と結婚して
4人の女の子を産み育てた。
曽祖母は食べることが大好きで
いろいろな美味しいご飯を作り、
ぽっちゃり体型だった。
わりとわがままな人だったということは聞いている。
しゃべることも大好きで、
4人の娘たちと一緒にずっとワイワイ話していたそうだ。
曽祖父はというと、とても優しい人だったそうだ。
私が産まれた前後で亡くなっていたと思うが、
曽祖母のわがままを受け入れていたようだ。
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ちなみに、曽祖母の弟の1人は、
キリスト教が嫌っている「占い師」だったそうだ。
少し有名な人だったのか、占い師の弟が亡くなった時に
テレビで放映された。
狭い部屋で山積みの本の中、
1人で亡くなっていたそうだ。
キリスト教徒だった曽祖母は、占い師になった弟を見て
何を思っていたのだろうか。
占い師だとしても神の祝福があるようにと
祈っていたのだろうか。
それとも、早くキリスト教徒に改心するようにと
祈っていたのかもしれない。
今となっては聞くこともできない。
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