タイトルを見ただけで
ものすごく惹かれてポチした本。
奥平亜美衣さん著
アインソフの物語
この物語は、生命の木をモチーフに作られています。
冒頭、
「僕はアインソフ
マルクト国のイェソド地方と言うところに
父さんと母さんと一緒に暮らしている。
父さんの名前はホド、母さんの名前はネツアク
王様の名前はケテル。」
もうこれだけで
私ハートを射抜かれました
ケテルからビーナに向かう
魔術師のパスです。
このパスは「ベス」と言って「家」を意味します。
私たちは、3次元に存在するためには
体が必要です。体は魂の住む家。
なぜかわからないけど
この体、この両親、この地方、この家
に生まれてきた。
深淵より上は、わからない。
解明されていないので
わからなくてもいいのですけど、
そこを知りたいんですよね、みんな。
この本によると
体より先に意思があった。
生まれる前に決めてきた設定がある
なので私たちは一人一人
自分の設定の中でできることをしていくことになる。
自分がどんな設定をして生まれてきたのか
偶然出会った人や物事を通して
自分で探していく旅が人生。
と私はこの本から受け取りました。
何もない、素粒子から生まれて
素粒子に帰っていく。
それは知識としては知っていたのですけど
今回さらに深淵の上の世界を
垣間見たようで
とても新鮮でした。
ちなみにアインソフとは「無限」
という意味で、生命の木では、
ケテルより上にあたります。
奥平亜美衣さんは、
「引き寄せの教科書」をアメブロでずっと読んでいたのですが、
あっという間にベストセラー作家になられました。
意識が世界を作る、ということを
突き詰めていくと
羨ましいあの人も
憎たらしいあの人も
全部自分が作り上げてることになります。
この人嫌い！という人は
自分の影や隠しておきたい闇を見せてくれている。
反対に憧れの人や羨ましい人も
自分のモデルパーソンとして自分で
作り出しています。
そう思ったら、不用意に傷つけたり
悪口を言ったりできないよね。
自分で自分を傷つけることになるのだから。
本を読んでから
すごく不思議なことがありました。
私はある人物にレッテルを貼っているのですけど
（なかなか剥がせないの）
どうせ〇〇でしょ、っていつも思っちゃうのね。
今回もグループLINEでその人物からの連絡を
待っている状態だったのだけど
どうせ来ないよね
返事も遅くて嫌だな〜
私から念押しするか？
と自動反応していたのです。
これって全くその人を信頼してないし
ちゃんと自分で連絡しろ！！
とコントロールしたくなっていました。
私の意識には
ちゃんとしてない、連絡遅い、期待に応えない
と刻まれ続けてますから
これがずっと叶ってしまいます。
でも今朝、握りしめていたコントロールを手放したのです。
これも自分が作りたくて作り出してることなのだから
手放しもできるかなって。
握りしめた拳をそっと開くだけの作業なのですが
なかなか開けなかったですね
「いい返事がきますように」
というのはまだまだコントロールや自分のエゴ。
「返事があってもなくても、どんな返事でもいい。
自分と宇宙を信頼します」
と口にしたらやっと手放せました。
そうしたら、びっくりするほど意外な返信がありました。
「どうせ〇〇」の反対のことが起きたのです。
毎日毎日、こうやって気づきの種はあるんですよね。
私はタロットを通してこういうことを
お伝えしていきたいんだな、と
改めて思いました。
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