インナーボイス、言うは易し、行うは難し | ベアトリーチェ かづこ ヴィクトリアの目覚めのタロット

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サロンの練習会で

このカード、いうは易し、行うは難し

と思ったので記事にしてみたいと思います。

 

OSHO禅タロット インナーボイス


 

 

 

 

ウエイト版 女司祭

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マルセイユタロット 女教皇

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これらのカードは自分の体感覚、
つまりは体に聞けってことです。
頭で考えても答えは出ない。
 
人は何かを決める時
損得、道徳心(気持ち)を判断基準にすることが多く
 
つまりは
これを言ったら自分が損するかな?
 
これを言ったら相手を傷つけるかな?
 
これを言ったら嫌われるかな?
(これは究極損得ですね)
 
大アルカナ2番は
どれでもなくて
体感覚で判断せよ、と言っています。
 
 
体感覚に理由などないんですね。
食べ物の好き嫌い、とか
匂いの好き嫌い
は個人的なもので人とは違います。
 
 
でも大好きな人からもらったミントキャンディー
本当は苦手なのに、嫌われたくないからと
好きなふりしてたら辛くないですか?
 
「美味しい」なんて言おうものなら
また持ってきてくれますよ。
 
時が経てば経つほど
「本当は嫌い」と言いにくくなるよね。
 
相手も傷つくし、もっと早く言ってくれたらよかったのに・・
 
と思う。
 
それと同じことが起きてる時によく出ると思います。
 
食べ物ならわかりやすいのですが
人間関係だと
もっともっと言いづらい。
 
例えば、今日は大切な約束の日なのに
お腹の調子が悪いから行きたくない。
 
タロット引いたらこのカード
(違うカードの時は違うアドバイスですからね)
 
これは、「申し訳ないのだけど体調悪くて行けません」
 
と言うしかないの。
 
とても言いづらいことだけど
そのほうが全体として調和するのです。
 
大アルカナって
そもそもが秘められた宇宙のサインとか
大きな視点から見た個人なので
自分の頭で全てわかろうとしても
無理なのです。
 
 
なんでもかんでも
穏便に揉め事なく済ませたい
と思うから、
結局言いたいことが言えずモヤモヤが溜まっていく。
 
あまりに我慢しすぎると
文字通り体調崩します。
 
いい人でみんなに好かれているのが
良いこと、と言うのも思考の刷り込みなんだけどね。
 
自分の体感を優先したら
嫌われることもあるかもしれないけれど
 
自分の聖域を守るのは自分しかいない。
 
自分の聖域にどんどん嫌いなものや
不要なものが投げ込まれてきたら
嫌じゃない??
 
これらのカードは
思考で考えるのではなく
「直感」を使えとも解説に書いてあります。
 
「直感」ていろいろな解釈があると思うけど
私は必要な情報だと思っています。
 
直観を生業としているチャネラーさんだって
全てがわかるわけじゃないし
降りてきたこと
見えたこと
感じたことを
言語化しないと自分だってわからない。
 
まして他人の感じたことなんて
エスパーじゃないのだから
黙ってても伝わらないか、
誤解を招くだけ。
 
 
波動調整は、このインナーボイスをやってる感じ。
 
ただひたすら自分を明け渡し
体感覚を感じ続ける。
 
 
体へのフォーカスが終わって初めて
無になれます。
 
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頭も感情も体感も静かになると
必要なことがポン!
と浮かんだりします。
 
それは
「あの人に連絡しよう」
「机の引出の片付けしよう」
「花の種植えるの忘れてた」
 
という小さな事から
 
「あのプロジェクトやりたい」
「引っ越し先さがしてみたい」
 
など大きな事までいろいろあります。
本当は物事に大小もないのだけどね。
 
 
 
女司祭はウエイトさんが
思い入れのあるカードの一つだと言われています。
 
赤ちゃんの時は自他境界線が曖昧なのだけど
物心つくと人と自分の違いを知って
私ってこういう個性があるのだ、
と気づいていく過程が
上から書かれているのですが、
 
女司祭は唯一、生まれたまんまの
ケテルからティファレットを繋ぐパス
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通り道はいくつかあるけれど
女司祭は
自分の個性=アイデンティティ
に直結しています。
 
小さな子が初めて口にすることや
表現することは
快・不快や味覚です。
 
この子はこんなことが気持ちよくて
こんなことが心地悪いのね。
 
この食べ物が好きなのね。
 
そのうち周りの人の顔色を伺うようになると
段々といいずらくなって
境界線が侵されていきます。
 
その過程も時には必要だけど
人生折り返し地点を過ぎて
よりよく生きようとする時には
 
「私とは何者か?」と言うことを
まずは自分が知り
表現していくことが不可欠。
 
タロットの大アルカナは目先の利益なんて
1ミリも考えてはくれません。
 
スピリットから見えていることを
教えてくれているのです。
 
理解しようとすると難しいカードは
アドバイスに従ってみるしかないよね。
 
多くの人はこれやったらどうなるの?
良いことが起きるの?
 
と聞きたくなるけど
やった人にしかわかりません。
 
体験しないとタロットカードは読めないのです。
 
そして体験した事って
人に伝えたくなりませんか?
 
「こんなコトしたら、こんな良いことあったよ」って。
 
私はそれだけでタロット占いや講師をしています。
 
それはムリ〜!難しいあせる
でしたら従わないのも自由。
 
変わるのも自由。
変わらないの自由。
 
変わらないと言う体験もまた必要かもしれないですね。
 
「私このカードのアドバイス実行しなかったら
ますますひどい状況に追い込まれて
体壊したのですチーン」なんていう話は説得力があるかないかは別として・・・。


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