前回の記事「幸せになれるツールを探していた頃 」の続きになります。
ちょっと誤解を受けるような書き方だったかもしれませんが、
占い、風水、アロマ、漢方、ブレスレット、宗教、ヒーリング、遠隔身体調整、セミナー、講演会、民間療法、その他もろもろ、今の世の中には必要な人がたくさんいるので商売として成り立っています。
きっかけは何であれ、悩みから解放されたい、もっと幸せになりたい、健康になりたい、という気持ちからの行動なので、本当の幸せへの通過点のようなものだと考えています。
中には人の弱みにつけこむような高額の料金をとったり、何かを買わせたりする商売もあるかと思いますが、本物でなければ続かないと思います。
また、そんなものなくても自力で幸せになっちゃた人は、「そんなもの気休めだ、必要ない」というかもしれません。
その方がタダで幸せになれる方法を伝授してくださるなら喜んで聞けばいいと思います。でも根本は一緒です。
ほとんどが、自分はこんなことしたら幸せになったよ、悩みがなくなったよ、豊かになったよ、このアクセサリーつけたらラッキーが続いたよ、この薬効いたよ、という善意からの発信だと思います。
でも同じことをしても効果のある人とない人がいる。
またちょっと効果があっても持続しない人もいる。
そういう時はまた別のものに手を出します。
私もそうでした。
今思えば、依存していました。
これをやったら願いが叶う、幸せになれる、人に好かれる、周りの人を変えられる
でもいつも壁にぶつかっては「こんなにやってもやっぱりだめ、引き寄せなんてできない」とがっかり。そもそもこんなにというほどやっていないことも多かった。
期待しては裏切られる・・・を引き寄せていただけでした
鎮痛剤と同じ、その場限りの対症療法でした。
何をやってもだめじゃんと思ったときに
自分の思考が周りの現実を作っているというとんでもない考え方に出会いました。
今までどんなに検索しても出会うことのなかった秋山まりあさんのブログ です。
それから面白いように同じことを説いている方のブログや本に出合いました。
切り口や得意分野が違うので、参考になることを実践するようにしました。
いろいろなツールを飛ばして一足飛びに出会うことはなかったということです。
そして、私を悩ませる家族や周りの人がいなければ、出会うこともなく、人生こんなものかぁ、と未だにそこそこの幸せをさがしていたかもしれません。
なのですべての流れに感謝なのです。
これは楽しい!いつも何でもお金がないからと途中であきらめていた私ですが、ちゃんと勉強したいと思ったので、高いと思いましたがマスターコースに申し込みました。
まだちょっと依存はあったけど、好奇心を満たしてくれることが楽しかったので
その「楽しい気持ち」を大事にしようと思いました。
依存にならないためには、何をするにも受ける側も責任をもつと良いのかなと思います。
これは一時的に私を癒してくれる対症療法なんだ、ありがたいな
とか
なんとなく気分が上がるアクセサリーなんだ、大事にしよう
とか
高額セミナーだけど今の自分に必要なことを吸収するためにどうしたらいいかな?今日出会える人から学ぶことに決めよう!
とか
この考え方を学ぶのは自分の好奇心を満たして楽しいからなんだ
と思うことで「期待」がなくなります。
そこには、感謝や、物や人を大切にする気持ち、好奇心、ワクワクなどが残ります。
そしたらきっと新しい感謝やワクワク、安心感、慈愛に出会え得るのではなかな。
そんなことにお金使うなと、ご家族が言うかもしれないし、いつの間にかツールがなくても平気になっているかもしれません。
必要なくなったツールは感謝して手放せばいいし、楽しければ誰かに教えてあげるのもいいと思います。
受け取り手によって、本流と解釈が違ったりすることもあるので、情報や物を提供する側も絶対みんなに必要とか、続けなきゃだめとか、変わることを期待する必要はないのかもしれません。
セラピスト活動をして感じることは、欲ではなく善意からの発信であれば、
「きっと相手の方に必要なことが起きる!と信じることに責任を持つ」ということです。