きょうだいの悩みの続きです。前の記事 からお読みください。
困ったきょうだいがいるというのは、自分の中に問題があるということを書きました。
いろいろな思い込みをため込んだままにしておくとどんなことが起きるでしょうか。
表面上、きょうだい仲良くしている人のほうが気が付きにくい上に、ため込んでいますので、
起きてくる現象がより困ったことになります。
自分のきょうだいだけでなく、配偶者や周りの人のきょうだいにも困った人が現れ、
「きょうだいが迷惑」な証拠がどんどん見つかります。
早く気づいてよ~という潜在意識からの信号がどんどん大きくなっていきます。
「何とか良くなってもらいたい」というのも人を思い通りにしたい思考ですし、
「もう付き合いをやめる」というのは無視になりますから、今度は自分の大切な家庭に
そんな現実が起きてくるかもしれません。
きょうだいに対してこのような思考をため込んでいると、
自分の子供は一人でいいとか、
欲しいと顕在意識で思っても二人目ができないとかいうこともあります。
これが悪いわけではないです。自分で選んだ幸せへの道なので。
でも気が付かないと悩んでしまうかもしれません。
どうしたらよいかというと、まず自分がこれらの思考を持っていないか?
気づいただけで変化が起きます!(過去記事参照!
)
きょうだいはそれぞれの人生を必死でいきていますので、無視せず見守る、できることは手を貸す、できないことは無理しない。
きょうだいの存在は生きる上でいろいろな原動力になったり、いい意味でも悪い意味でも見本になってくれたり、今の自分の礎になっているはずです。
そのことに気が付けばおのずと感謝が湧いてくると思います。
自分が心配しなくても幸せになると信じるだけで十分だと思います。
そしてそして、子を持つ私たち親の責任もとっても重いです。
自分の事を考えても、思春期の子を持つ親たちはまだまだ未熟です。
自分の親も未熟だった、親のいうことがすべてではなかったと気づくこと。
たとえ、世間的に成功していても、きちんとしていても完璧なふりをしていても未熟だったかもしれないの
です。
私のような一人っ子育ちの親や、自分が一番かわいがられた末っ子の親などは子供の気持ちに鈍感ですから、あらたなカルマを作りだしてしまう可能性が大きいと思います。
きょうだいをジャッジしないことも重要ですが、
自分の子供がきょうだい仲が悪くてもそれはもしかしたら気持ちを素直に表現できているのかもしれないので、喜ばしいことかもしれません。
親に反抗してくるのもとてもいいことだという専門家もいます。
未熟な親に学びの機会を与えてくれてるんだな~と思えばいい。
あまりに親が「仲良くしなけれだめ」と強制しすぎると前述のようなブラックな思考の溜め込み
になるかもしれないからです。
仲が良ければもちろんいいこと、仲が悪くてもいいこと、みんないいこと!と決めてしまえば
いい風になっていきます。(と信じています)