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さくらももこさんがぜひこの本の挿絵を書きたいと申し出たそうで、挿絵を見るだけでも
ほっこりしてしまいます。
潜在意識を知る前だったら、ふ~ん、いい話で終わったかもしれませんが、
今の私は宇宙と繋がっていますので(笑)これはホントの話だと信じています。
さて、今日は私の周りで最近よく聞く、兄弟姉妹(きょうだいと書きます)の悩みです。
私は一人っ子なので、きょうだいが欲しくてたまらなかったのですが、なかなか難しい方もいるようです。
子供を持つお母様方にも参考になるかもしれませんが、私の視点なので興味がない方はスルーしてくださいね。
よく聞くのは「私はそこそこ幸せなのですが、きょうだいが困ったことになっていて・・・・」
家族問題とか、お金の問題とか、働かないとか、頼られてばかりとか、ちゃんと親戚付き合いしないとか・・。
昔は仲良かったのですが、大人になりそれぞれ独立すると家族の基本は夫婦と子供なので、ちょっと遠い関係になります。
「今まではきょうだいだから我慢したり、助けたりしていたけど、感謝もしてくれず、
見かねて苦言を呈してもちっともかわりません。でも何とかしてあげたいのです」
とか
「もう付き合いやめようかとさえ思う」ということも。
確かに聞くと、困ったことだなぁ、大変そうだなぁと思うのですが、
相談している時点で実はきょうだいではなく、自分の問題なのです。
ちょっと自己啓発とか心理学を知っていると
「母が悪いのかもしれない、親子関係に問題があったのかも!?」と言う方もいます。
確かにそうかもしれませんが、お母様やごきょうだいに100%自分原因説教えても無駄です!
(知りたい、何とかして!と言われたなら別ですが・・・)
問題は自分の中にある、と言われたら「いえ、私も私の家族も幸せですからそんなことはありません」と言われるかもしれませんが、小さいころからのきょうだい関係の思い込みは
実はものすごく根深くて、今までの自分の人生の大半にいい意味でも悪い意味でも関わっています。
小さいころきょうだいに対してどのように思っていたでしょうか?
仲良しだった(仲良くしなければいけないと思っていた)からこそ、いろいろな思いに蓋をしてきたかもしれません。
特に長男・長女はいい子でいないと愛されないと思っていますので、下の子が羨ましくても
ムカついても我慢してきたことも多いかもしれません。
のびのびわがままが許されるきょうだいをみて、
ずるい、この子はわがまま、自分勝手、迷惑ばかりかける、親をとられた
とか
私が面倒みなければ、(世話をすると褒められる)
などの思い込みをずっとためていると
大人になっても、迷惑をかける、勝手な、世話が焼けるきょうだいのままです。
子供はたいていのことが許されますが、大人の世界で迷惑とか、世話が焼けるというのは
そうとう困った人ということになります。
また、きょうだいが多いと常に小さいころからジャッジされていますので
負けたくない思いが強いです。
これも仕事や勉強などいい方向へ成果が出ることも多いのですが、
常に誰かに勝っていたいので、きょうだいを不幸にして自分のほうが上、という現実を作り出すこともあります。
両親に対しても「私よりきょうだいのことを気にしている、きょうだいには甘い」と定義していれば、年をとってもそのままです。
親の評価を上げるためにも自分のほうが役に立つ、自慢の子でありたいと思っていますので
きょうだいには自分より幸せになってもらっては都合が悪いのです。
長くなりましたのでその2に続きます。