先日のことです。
普段あまりぐずらないタイプのおちびのすけがめちゃめちゃぐすっていました。
（男の子の方です）
クールな表情だ。
おちびのすけはいつもご機嫌で素直な性格で、
どこに行っても人気者になるような愛嬌があって、とてもわかりやすいタイプなのですが、
その日はずっとグスグスしていて、移動の時も、ご飯の時も、お風呂の時も、寝かしつけの時もずーーーーっと泣いていました。
で、やっと寝た。。と思ったらすぐにまたグズグズ泣いたりしていて、、、
うーん。。どうもおちびのすけらしくないなーと。
寝れないだけとか、機嫌が悪いとかだとこんな感じにはならないと思ったので、
ちょっと様子がおかしいな〜と感じて、寝かしつけの歌を歌うのではなく、おちびのすけに話を聞いてみようと思いました。
とはいえは、おちびのすけはまだ1歳なので、単語を話すくらいしかできないのですが、こちらが言っていることは理解していそうな感じもするので、原因を聞いてみようと話しかけてみたのです。
し
「何か嫌なことあった？」
お
「うん。」
と、おちびのすけが答えた瞬間にぐずりが止まって、またぐずり出したので
何か（不満で）言いたいことがあるんだろうな〜と感じました。
そして、その日のことを振り返ってみると、
家族で買い物に行っていて、僕もサッキーも洋服を見ていたときに、
おちびのすけが「さんぽ」と言って、外に出たそうだったんだけど「ちょっと待ってね」と買い物を続けたことを思い出しました。
そこから「さんぽ」「くっく（靴）」と、外に出たそうなワードを何回か言っていたのですが、思ったよりも買い物が長引いてしまって、、、
そのときに、いつもよりもしつこいというか、もう一人で外に出ていこうとしていたな〜と。
し
「散歩に行きたかったけど、パパもママもお洋服見てたのが嫌だった？」
お
「うん。」
し
「悲しかったね」
お
「うん。」
し
「パパもママも見てくれなくて怖かったよね」
お
「うん。」
し
「パパもママもおちびのすけのこと尊重できていなかったね。ごめんね」
「パパも未熟だからちゃんと見てあげれなかったんだ。ごめんね。今度から気をつける。」
というと、あれだけずーーーーーっと泣いていたおちびのすけがすっとおとなしくなりました。
でも、まだ何か言いたそうにこっちを見ているので、
し
「ママにも謝ってほしい？」
お
「うん」
と言ったら、いつもの表情に戻って、そのまま寝て、朝までぐっすり寝ていました。
たぶん、おちびのすけは「悲しい」ってことを僕とサッキーにわかって欲しくて、
それをなんとか伝えようとして泣いていたんだと思います。
「さんぽ」って言っているのに僕たちが買い物をしたということよりも、
「さんぽ」って言っていることが尊重されていないとか、届いていない感覚を感じさせてしまったのだと思います。
僕がこんなに言っているのに、パパとママは違うことやってて聞いてくれない。
みたいな。軽く扱われているような感じがしちゃったのだと思うのです。
（実際に「ちょっと待ってよ〜」みたいな軽く扱ってしまっていました）
今のおちびのすけにとって世界はパパとママだろうから、
その2人に声が届かなかったのはとても怖かっただろうな〜と申し訳ない気持ちになりました
「さんぽ」と言われて、例えそれができない場合であっても、
「さんぽに行きたい」をちゃんと尊重した上で答えてあげることが大事なんじゃないかと感じたのです。
まだ1歳だけど人間はすごいですね。
ちゃんと感じていて、ちゃんとわかって欲しいと思っているんですね。
親から見ると小さな小さな子供ではありますが、
もっとちゃんと一人の人間として（尊重して）接することを心がけようと思いました。
椎原 崇
追伸
次の日にサッキーもしっかりと謝っていました。
追追伸
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