ある日WEBを漁っていたら、SwichにUbuntuを入れる的な話を見かけまして。
ほうほう、と思い色々と調べてみると、ちゃんとUbuntuのjammy版まであるみたいです。
Switchのハードウェアって、実はARM系で、携帯電話やラズパイやOrangePiさんと同じ系列です。
これでFT8やったら間違いなく面白いでしょう!
というわけで、早速やってみました。
注意:真似してお持ちのSwitchが壊れても責任は取れません。
またSwitch正規の使い方ではありませんので、真似をするならあくまでも自己責任でお願いします。
Ubuntuのインストールは上記の手順通りですが、実際にやってみて思ったことや制約等について記します。
・RCMモードにしてからHEKATEの立ち上げ方法に最初戸惑ったが、HEKATEの立ち上げはPCから行う。
・通常のSwichOSとUbuntuの、「デュアルブート」まではできない。
あくまでもUbuntuの立ち上げは、RCMモードからHEKATE経由でないと不可っぽい。
・HEKATE上でUbuntuがお亡くなりになると、文鎮化のような状態になる。←こういうことが良く起こるのでお勧めできない。
POWERボタン長押し→RCMモードからHEKATE起動などの足掻きが必要(普通のUbuntuのインストールとはちょっと違う)。
・起動時に、PCからのHEKATE立ち上げが必要なことがあり。まだ原因不明だが、外運用だとこれが困りそう。
※多分これかな?
↑↑↑↑↑↑↑↑
こんな感じなので、結構苦難の道でした。
一応必要なモノを書いておきますと、
・未対応版のSwitch本体(対応版か調べる方法は上記ブログ参照)
・Windowsが動くPC
・SDカード
・RCMジグ
・Switchドッグ
となります。
Ubuntuインストールを進めていきますが...
この時点ですでになかなかの破壊力...(;^ω^)
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無事にUbuntuをインストールした後は、
・JTDXのインストール
・cqrlogのインストール
を行いました。Switchを操作してインストールするのはとても大変なので、Nomachineを
インストールして、操作はPCから行うようにしました。
NoMachine for ARM の arm64版が動きます。
手順は過去手順をそのまま
この辺の手順でできました。
時間はかかりましたが・・・。
さて、早速JTDXをIC-705で動かしてみますが...なかなかうまくいきません。
どうやらオーディオの設定がいつものデフォルト設定じゃダメだったようです。
参考までに設定を添付しておきます。
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2/1追記
色々試行錯誤していた時に重要なことをやっていたことに気づきました。
どんなに頑張ってもPPTができなかった...
それを解決したのが、WSJTXで実行してみたときでした。
エラーメッセージによるとどうやら/dev/ttyACM0 に権限がなかったようです。
sudo chmod 666 /dev/ttyACM0
これで動くのですが、再起動するとまた動かなくなります。
sudo gpasswd -a ユーザ名 dialout
としました。
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何とか無事に動きました。
いやぁ、なかなかこの絵面はすごいですねw
意外なことに、結構ちゃんとデコードしてくれるんですよ。
悪くないと思いませんか???
ただ、、、残念ながら操作性はあまりよろしくありません。
え?ジョイコン?
あんなものただの飾りですwww
OrangePi5+8インチタブレットの操作性にはかなわないとは思いますが、折角なので
外運用で試してみたいと思います。
おしまい。