本日もOrange Pi5の話。
仮想HDMIをつけずになんとかしたい、と言うお話でした。
前のBlogでNoMachine単体で動かすという話をしていましたが、残念ながらpluseaudioの設定がうまくいかず挫折しました。
仕方ないので、VNCを使って仮想HDMIなしで上手くいくかを試します。
手順は備忘のため。
利用するのはいつものUbuntu_Jemmy_xfce。
ダウンロードはこちら。
いつもの手順でインストール。
まずはx11vncの設定。
参考にしたのはこちら
sudo apt install x11vnc
sudo x11vnc -storepasswd /etc/.vncpasswd
※VNCのパスワードを設定します。
sudo nano /etc/systemd/system/x11vnc.service
※以下を記載
[Unit] Description=x11vnc (Remote access) After=network-online.target [Service] Type=simple ExecStart=/usr/bin/x11vnc -auth guess -display :0 -rfbauth /etc/.vncpasswd -rfbport 5900 -forever -loop -noxdamage -repeat -shared -geometry 1600x1000 ExecStop=/bin/kill -TERM $MAINPID ExecReload=/bin/kill -HUP $MAINPID KillMode=control-group Restart=on-failure [Install] WantedBy=graphical.target
サービスに登録します。
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable x11vnc
sudo systemctl start x11vnc
あとはいつもの手順です。
こちらの手順を順を追って
①RTCのインストール
②JTDX、CQRLOGのインストール
③各種ファイルの配置
④CQRLOGのMariaDB設定
⑤CQRLOGの過去データインポート、T-SQLの設定ファイルインポート
を実施して完了です。
さて、さっそくJTDXを運用して見ます。
仮想HDMIを使わないと、どうやら1024x800サイズをベースに動作してしまうようですね。
使えなくはないですが、ちょっと使いにくいです。
バーチャルビデオドライバで何とかなる気もするのですが、いったん仮想HDMIを使うことにします。
やっぱりこれくらい余裕がないと使いづらいですね。
おしまい。