相手の立場に立つのと同じくらい大切な、違いを知ること | 強みを活かしてチームビルディング★管理職ママの日常

強みを活かしてチームビルディング★管理職ママの日常

人生折り返し地点、今までの経験の中から自分の強みを発掘して、これからの毎日をしなやかに過ごせる女性をサポートできるよう、講師資格取得に向けて勉強中。
ここでは、学びの過程で気づいたことを、ざっくばらんにアウトプットしていきます。

わたしと娘は、異なる意見を議論するタイプなのに対して、息子は自分の意見を抑えてでもみんなが笑ってくれてる方がいい。


いつもの如く、わたしと娘がぶつかっていると、息子がADさんのように「喧嘩はやめて」と書いた紙を掲げてきました。


竹内まりやですか…



 

 

夏路_なつ@jiです。

教育業界管理職・小学生2児の母。

ウェルスダイナミクス、ウェルビーイングの学びを活かし、職場・家族のチーム力向上を実現。

そこでの気づきを発信していきます。

パラレルキャリアを目指して、講師資格取得に挑戦中!

 

 

やめて欲しいこと

 

よく見ると、ホッチキスで留めてあり、

いくつかのテンプレを用意していたようです。


「喧嘩はやめて」

「不機嫌になるのやめて」

「唐突にキレるのやめて!!!」

「喧嘩に他人を巻き込むのやめて!!!」




我が家の日常が丸見えの言葉の数々ですが…

息子が嫌がることは他にもあるのに、難しい漢字を調べてまで(!)訴えたいことは、議論の白熱よりも平和でいたいという主張なのだと思います。



ちなみに、娘ならなんと書くか聞いてみると

「うるさい」

「黙って」

「ちょっと考えさせて」


周りに振り回されず自分の声を聞きたい娘らしい言葉でした。




相手の立場に立つのと同じくらい大切なこと

 

言い方に気をつけますという反省はしつつ…



「相手の立場に立って考えよう」という言葉。


思いやりの心を育む上で大切なことだけれど、それだけでは分かり合えないのは、

同じ言葉でも人によって解釈が違うという、

違いを知ることにフォーカスしていないからだと思っています。


私と娘にとって「でも」は、こんな視点もあるんじゃない?と可能性を探究する接続詞だけど、

息子にとっては、否定の「でも」に聞こえるように。


わたしが大切にしていることと、

あなたが大切にしていることは違うのね。



わたし色のレンズの眼鏡をかけたまま、相手の立場に立っても、景色は変わっても見えている世界は変わらない。


相手は違う色のレンズを持っている。


温かみのある世界が、冷淡な世界に見えるくらいに、違うこともあるはず。



誰かの言葉や態度に心がざわつく時、

違いを知っていることが、ニュートラルな場所に引き戻してくれるきっかけになりますように。