コミュニケーションにおいて、
まずお互いを理解する一歩は、
受け取り方は人によって異なると知ること。
前回の謝罪編に続いて、今回は感覚編です。
なつ@jiです。
教育業界管理職・小学生2児の母です。部下と小5の娘とのコミュニケーションが目下の悩み。
コーチング、ウェルビーイングの学びを活かして、職場・家族のチーム力向上のために日々奮闘しています。
パラレルキャリアを目指して、講師資格取得に挑戦中!
目から?耳から?
情報を受け取る時に、
目(文字情報)からか、耳(音声情報)からか、
どちらが理解しやすいかで得意が分かれます。
例えば、
メールと口頭、どちらの方がわかりやすいですか?
さらに興味深いのは、指示を出す方も自分の得意な感覚を使っているということ。
文字情報優位のA課長がメールで指示を出した時、
文字情報優位の課員Xさんは的確に対応できるのに対して、音声情報優位の課員Yさんは指示を読み取れなかった。
A課長は「Xさんは仕事ができる。Yさんは不注意だ」という評価になります。
でも、音声情報優位のB課長が口頭で指示を出した時には、「Xさんは人の話を聞いていない。Yさんは仕事ができる。」
という風に、全く逆の評価になる可能性もあるということになります。
得意じゃない時は、どう補うか
得意なタイプが分かれるということを知れば、
指示を出す側になった時には、できるだけ文字と口頭、両方を使うということを意識することで、網羅できることもあります。
手間が増えるというデメリットはあります…
指示を受ける側の時には、自分でどう補うかが大切ですよね!
わたしはメモ魔なのですが、
「書いてないで話に集中した方がいいよ」とか言う人、いるんですよねー。
それは受け手の判断に委ねて欲しいよね…と思ったりします。
…と言いつつなんですが、
わたしは音声情報の方が得意な気がします。
話を聞きながら、映像というか空気感をイメージすることで理解をしているようなところがあるのです。
メモは、忘れないためだったり、ふんわり受け止めていると理解はできるけど復唱できないので、人に伝達するためのものとして書いてるだけ。
文字は、味わうために見る文章は好きなのですが、情報として見る時は、自分のテンプレートと違うと大切な箇所を見落としていたり、強弱・文章の美しいリズムを感じられない書き方だと上滑りして内容が入ってこなかったり…という感じでしょうか。
マーカーとか付箋とか、コテコテにやることで、苦手を補っています。
自分の得手不得手がわかれば、対策が取れて、必要な情報を逃しにくくなる!
情報をどこから受け取るか?
少し意識すると変わるかもしれません!