下船病(?)、良性発作性頭位めまい症(?)、心因性めまい、、、
1年前から続く 原因不明のめまい(下船病の疑い)の整体治療
患者Tさん=43才-女性-会社員/薬剤師/主婦の症例
① Tさんの病歴・・・「下船病??と言われました…」
患者Tさんは、1年近く前のテレワーク中に、突然回転性のめまいに襲われたそうです。当初は普通のめまいだったそうですが次第に悪化し、身体は前後に大きく揺れ動き、時おり左右または上下に突き動かされ、まるで遊園地の乗り物に乗っている様に、立ってられなくなったそうです。この状況が三日続きましたが、四日目には少し立って歩く事が可能になり、脳神経外科を受診したそうです。そこでは「良性発作性頭位めまい症」との診断で、投薬療法を受けたそうですが、全くの無効だったそうです。また耳鼻科では、「脳震盪によるめまい」との事で、その投薬治療を受けましたが、これも無効だったそうです。その後、幾つかの病院を受診されましたが、直近に受診した別の耳鼻科医より「心因性めまい」との診断で治療され、最終的にその耳鼻科医より「下船病では」と診断されたそうです。ただ下船病に有効な薬は無いとの事で、現在のところ打つ手がなく、途方に暮れていたそうです。
② Tさんの診察
・現在のTさんの状況は、電車から降りると、何かにつかまらないと立ってられないくらい、大きな体幹の前後の揺れが生じるそうです。電車に乗って動き出すと、その揺れはほとんど止まるそうです。室内で仕事をしている時は、軽度の体幹の前後の揺れが生じる時と、生じない時があるそうです。揺れが生じない時も、頭の中では常に揺れている感じがあるそうです。他に、会議などでの緊張状態など、精神的なストレスが増すと、体幹の前後の揺れが大きくなる事があるそうです。
・直近の耳鼻科の専門医は、「心因性めまい」との診断と投薬治療をされていたそうですが、「下船病では」との診断に変わると、現在ではそれに対する投薬などの処方は無く、結果的に放置状態だそうです。
・Tさんはリモートによる自宅勤務をしていましたが、今回の発作性の回転性めまいと吐き気が生じる直前まで、体調も良く、元気にリモートワークをしていたそうです。
・発症当初は、回転性/動揺性めまい以外の別の愁訴として頭痛、光や音に対する過敏症(失神やはきけ)、羞明(室内灯がまぶしいので薄暗くする)、正午前に生じる猛烈な睡魔および1~2時間の昼寝などがあり、それらが1~2か月続いていたそうです。現在は、頭痛はあまり無いそうですが、それ以外の愁訴は軽度になったものの、今も続いているそうです。
・眼球運動に異常はありませんでした。
・難聴や耳鳴りは当初から無いそうです。
・顔面の表情筋に異常は無く、構語や嚥下障害もありませんでした。
・手指巧緻運動障害はありませんでした。
・胸頸部聴診上、血管雑音や心音、呼吸音の異常所見はありませんでした。
・視診上、左右耳介の後部(乳様突起付近)に鶉卵大の濃い発赤がありました。この発赤は数年前からあるそうで、洗髪などの際に手が触れると、痛みがあるそうです。また同部の触診検査で圧痛と骨叩打痛がありました。また、暗所から明所になっても、1分以上も左右の瞳孔が散大(約6mm以上)していました。
・左頸部(下顎角の下方/胸鎖乳突筋中部)に自発痛があり、同部に服などが擦れると、切れる様な痛みが生じるそうです。
➂ 治療目標と整体治療…前庭水管の圧力弁機能を回復する !!
⑴ 乳突蜂巣部の血流改善で局所免疫力を回復し、同部付近の慢性炎症状態を解消する
⑵ 前庭水管開口部を絞扼している可能性のある硬膜の緊張を解放する
⑶ 前庭水管開口部付近の硬膜の緊張を緩和する為、頭蓋骨/硬膜の可動性を回復する
⑷ ⑴、⑵、⑶により前庭水管開口部の内リンパ液還流を回復し、卵形嚢-球形嚢の過剰な慣性力の正常化を図る
⑸ 頸部交感神経幹の過緊張を緩和し、羞明や睡魔などの自律神経障害を解消する
・後耳介および後頭動静脈解放テクニック
・顎動静脈(中硬膜動静脈乳突枝)解放テクニック
・上行咽頭動脈硬膜枝解放テクニック
・椎骨/脳底動静脈解放テクニック
・前庭水管(硬膜)解放テクニック (☚21診目から追加)
・頸部交感神経幹解放テクニック
内耳の圧力弁-前庭水管(上)とその解放テクニック(下)
④ 経過と結果・・・"増悪⇔寛解"を繰り返しながら何とか改善 !!
【初診から集中治療の終了まで(第一段階)の経過】
・初診治療後、
「頭と眼がスッキリとして軽いです」と仰っていました。
・2診目来院時、
「初診治療翌日に、電車から降りてもめまい発作が生じませんでした。でもその翌日には元に戻って、電車から降りると大きく揺れました」と仰っていました。
・3診目、4診目来院時、
少しマシになった感じはするそうですが、やはり電車から降りると大きな体幹の揺れが生じたそうです。
・6診目来院時、
「治療の翌日は、電車から降りると大きな揺れがありましたが、二日目と三日目に電車から降りても、揺れはありませんでた」と仰っていました。明所になっての羞明時間は十秒前後に短縮し、瞳孔の散大も十秒前後で縮瞳するようになっていました。また、左右耳介の後部(乳様突起)の発赤も少し軽度になり、同部の圧痛は半分くらいでしたが骨叩打痛は1/3程度まで改善していました。この6診目時に、Tさんから別の愁訴である「エスカレーターに乗る時、最初の一歩が出ない?!」について、お聞きする事になりました。
・8診目来院時、
「治療二日後に電車に乗ると、かなり揺れがありましたが、三日目と四日目と今日は、電車に乗っても揺れはありませんでした。」と仰っていました。左右耳介の後部(乳様突起)の赤く染まっていた発赤も少し薄くなってピンク色になり、圧痛もほとんどありませんでした。明所になる時の羞明も、今回はほぼ無かったそうです。明所になっての羞明はほぼ消失し、瞳孔の散大も1秒前後で縮瞳するようになっていました(今回の8診目以降、羞明および瞳孔散大は一度も生じませんでした)。
施術の前に感じていた頭の中の揺れている感覚も、施術後には消えていたそうです。
・Tさんの職場では、
ほぼ一週間に一度は会議が入るそうですが、中間管理職であるTさんは、その会議の度にストレスが増すせいか、下船病症状は悪化していたそうです。しかし会議のない日は比較的下船病症状は安定し、頭の中で波がうつ程度の感覚だったそうです。
・ところが(12診目治療後)、
所用で遠隔地に移動する必要があったそうですが、その往路では飛行機から降りる際に、空港の職員に車イスを用意して頂くほどの、今までで最高度の体幹の揺れが生じたそうです(約30分で軽快したそうです)。その理由は、搭乗する直前に酔い止め薬を服用したそうですが、その副作用として中等度の呼吸困難を呈し(☚軽度のアナフィラキシー?)、それを何とか我慢してフライトした事による過剰なストレスが、下船病症状を悪化させたものと思われます。幸い復路では、飛行機から降りる際、それ程の揺れは生じなかったそうです。
・飛行機に搭乗して下船病症状が悪化し、そのダメージが回復するまで、数回の治療期間が必要でした。それがある程度回復した20診目来院時、「午前中に会議が三つもあり、その後の年末の社内の大掃除で頭を何度も上下しましたが、頭の中で揺れを感じる程度で、比較的調子が良かったです。。」と仰っていました。
・21診目来院時、
下船病の症状も少し安定化し、左右耳介の後部(乳様突起付近)の鶉卵大の発赤も、かなり薄くなってきていたので、前庭水管開口部付近の硬膜の緊張を緩和する為、頭蓋骨/硬膜の可動性を回復する整体テクニック「前庭水管(硬膜)解放テクニック」を追加施術しました。この効果は劇的で、Tさんは「いつもより、もっと頭がスッキリしています」と仰っていました。
・25診目来院時、
下船病の症状が完全に寛解していませんでしたが、この段階で頭部や体幹が大きく揺れる事はほぼ無くなっていましたので、集中治療を終了する事にし、これ以降は治療間隔を開けて、寛解状態に近づけていく事にしました。
【集中治療終了からメンテナンス治療開始まで(第二段階)の治療経過】
・1か月後、
電車から降りると、軽度の頭の中での揺れる感覚があるそうですが、数分で治まる事が多かったそうです。会議などでストレスが高まると、やはり軽度の体幹の揺れが生じる事があるそうです。また、月経時などは、これらの症状が少し悪化していたそうです。
・2か月後、3か月後の所見は、
若干の変動はありましたが、ほぼ同じ状態でした。しかし4か月後に入るとかなり安定しだし、体幹の揺れはほぼ生じなくなり、頭の中の揺れが少し生じる事がある程度にまで、改善していました。またこの間に三度の月経がありましたが、月経時の増悪傾向は無かったそうです。
・5か月後、
頭の中が少し揺れているかな、、、といった感覚があるだけで、体幹の揺れなどの下船病の症状はほとんど出なかったそうです。
・6か月後、
Tさん曰く、「この一か月、症状もほぼほぼ無く、寛解といっていいと思います」との事でしたので、長期に渡った下船病の集中治療を、終了する事にしました。
【メンテナンス治療とその後(最終段階)の経過】
・集中治療が終了してから3週間後、
メンテナンスのために再来院された際、「下船病の症状は出ませんでした。先日も自動車で家族旅行に出かけましたが、その時も一度も出ませんでした。ただ数日前、自宅のプチ大掃除をした際に、少しだけ頭の中で揺れを感じ(身体の揺れは無かった)、30分ほどソファーでゆっくりしていたくらいです。」と仰っていました。
・前回のメンテナンス治療より約二か月後に別件で再来院された際、下船病についてお聞きすると、「完全に治った、と言ってもいいと思います」と仰っていました。さらにその6週間後にメンテナンス治療で来院されましたが、その間全く下船病の症状は出なかったそうです。
Ps-1 R24.8.8-宮崎沖地震の影響(下船病の再発)について…
・前回治療より約半年後の令和6年8月8日に、宮崎沖で震度6の地震がありました。大阪市内の某マンションでリモートワーク中であったTさん宅(高層階)でも長周期振動が起こり、大幅な横揺れが30分間ほど続いたそうです(ちなみに同マンションでの地震体験は今回が初めての経験だったそうです)。その際Tさんは、身体の前後の動揺を伴う重度のめまいと悪心が生じ、マンションの横揺れが解消した後も数時間の間はめまいと悪心が続いていたそうです。
・翌日、会社に出勤する時はそれらの症状は軽減していたそうですが、いざ地下鉄に乗車すると、長らく生じていなかった下船病の症状が再発し、それは数日間続いていたそうです。
さらにその数日後、当院に来院した際でも軽度のめまいがあったTさんですが、その身体は前後に数cmほどの動揺が認められました(悪心はほとんど解消していました)。この様な経緯から、改めて下船病の整体治療を施術する事になりました。
・その施術後、Tさんのめまいと身体の前後の動揺は全て解消し、Tさん自身も「頭の中がスッキリしました!!」と仰っていたので、これで様子を見て頂く事になりました。ただ念のため、二週間後に予約を取られたのですが、急な出張によってさらに一週間延び、三週間目に再来院されました。
・三週目再来院時、「数日は調子よかったですが、その後少し下船病の症状が出ました。大きな身体の揺れは無かったのですが、軽く揺れたり、あるいは頭の中だけ揺れている感覚があったり、少し不安定でした」と仰っていました。そこでやはり下船病の整体治療を施術する事にしました。施術後は「頭の中がスッキリとしています」と仰っていましたが、一週間後に再予約をして頂きました。
・前回より一週間後の来院時、下船病の症状は無く、また回転性のめまいも生じなかったそうです。そしてさらにその一週間後の来院時も同様に、下船病および回転性めまいの症状は一度も無かったそうです。そこで一応の緩解状態と考えました。ただTさんと相談の上、当面は一週間に一度の割合でメンテナンス治療をされる事になりました。
Ps-2 下船病が長周期振動によって再発した仮説・・・
・ところで半年以上も再発が無かったTさんの下船病でしたが、今回の地震(長周期振動)で再発し、それが二週間弱ほど続いていた訳ですが、その再発理由を考えてみました。それは次の様な仮説です。
1. 平衡感覚中枢が完全に復調していず、脆弱性(易刺激性)が残っていた
2. 平衡班などの受容器が完全に復調していず、脆弱性(易刺激性)が残っていた
3. 高層階での初めての長周期振動体験による潜在的恐怖感が平衡感覚中枢などに影響した(☚Tさんは、会議などの緊張場面で度々下船病の症状が悪化しているので、精神的な影響が受けやすいタイプと思われる)
4. 硬膜の緊張(癒着)が完全に開放していないため、極度の緊張によって前庭水管などの圧力開放が妨げられやすい状態だった(☚平衡班の慣性力が減衰しない)
5. 極度の緊張による頸部筋肉緊張によって、迷路静脈の静脈還流が妨げられやすい状況だった(☚平衡班の内圧上昇)
6. 他
・地震大国の日本ですから、高層階にお住いのTさんは今後も同様の状態になるかもしれません。その日がいつかは分かりませんが、下船病の研究は未だ進んでいないので、上記のような仮説を元に治療や予防に取り組んでいくしか、現段階では方法が無いのかもしれません。
・Tさんとも上記仮説を共有する事で、今後ともメンテナンス治療を適時取りいれていき、少しでも早く、上記1~6に掲げる平衡感覚中枢の脆弱性(易刺激性)・他を回復させ、次の長周期振動においても下船病が再発しない身体づくりに取り組んでいきたいと思います。
⑤ 今回の症例の概説、、、
◆ 下船病とは (症状) 、、、
・下船病(げせんびょう)とは、船や自動車、電車などの乗り物に乗っている時は無症状なのに、逆に乗り物から降りると乗り物に乗っているような動揺感覚を感じ、身体が前後にかってに動いたり、あるいは立位が不能になるくらいの平衡感覚異常(めまい)が生じる事から、名付けられた疾患名です。
・この状態は、逆に乗り物に乗って動き出すと解消してしまう特徴があります。平衡感覚異常(めまいなど)以外では、悪心や頭痛、倦怠感、眠気などがあるようです。下船病の重症度も様々で、軽症例では症状の発現時間も数分程度で、日常生活に支障のないレベルから、症状が数か月~数年と続き、正常な日常生活が不能になるレベルまであるようです。
◆ 下船病とは (原因) 、、、
・下船病の原因は全く不明で、検査する限りどこにも異常は見当たらず、また耳鼻科の専門医を含む医療関係者でもあまり認知されていず、当該患者は仮病or精神疾患のレッテルを張られるケースも少なくないようです(☚Tさんも同様でした)。正直言いますと、私自身も全く知らず、今回紹介するTさんの来院で初めて知ったほどでした。
・初めての症例、あるいは原因不明とは言え、眼の前に患者さんがいる限り、真摯に対応する必要があり、私なりに診させていただきました。すると、ある点に引っかかるものを感じました。それは上記②-Tさんの診察に記した「視診上、左右耳介の後部(乳様突起付近)に鶉卵大の発赤がありました。」という所見です(圧痛・骨叩打痛もあった)。同部の深部には内耳(半規管/耳石器・蝸牛)が内在され、それだけでなくその直下部には、耳石器から通じている前庭水管開口部とよばれる内リンパ管の開口部が開いている部位があるからです(下記参照)。
◆ 下船病の原因 (当院の仮説) …前庭水管開口部の緊張/硬化による内リンパ液の減圧障害 ?!
・以上のことから、当院の立てた仮説は次の通りです。
『何らかの理由(おそらく乳様突起付近を支配する後耳介および後頭動静脈の循環不全による局所免疫力減退)により乳様突起付近の皮膚炎が慢性化し、その炎症が皮膚直下の乳突蜂巣にまで浸潤して、乳様突起内壁の硬膜(前庭水管開口部付近)の緊張/硬化につながる。その硬膜の硬化は、耳石器から通じる内リンパ管の閉塞を起こして圧力が抜けなくなり、耳石器内の内リンパ液の慣性力が過剰に持続される。その結果、乗り物を降りて加速度がゼロになっても耳石器への刺激が継続する事になり、それが脳の平衡感覚中枢に「加速度あり」との誤診号として伝わり、視覚や頸部関節受容器、あるいは筋紡錘など他の平衡感覚受容器からの「加速度無し」の信号との誤差を生じさせ、めまいなどの平衡感覚異常が生じる。』
◆ 当院の下船病治療目標…前庭水管開口部の解放と乳様突起付近の免疫力増強 !!
・従って、ことTさんの下船病に限っては、「乳様突起付近を支配する後耳介および後頭動静脈・他の循環不全による局所免疫力減退」を改善する事が、そして「前庭水管開口部の硬膜の緊張を緩和し、内リンパ液の慣性力を減退して、耳石器への刺激を解消する」事が、下船病の治療に役立つのではないか、と考え、それを実行した訳です。これら血管の循環不全の原因として、胸鎖乳突筋・他の頸部筋肉群の過緊張による絞扼性の血流不全が主因では、と考えます。
・そして同様の機序で、頸部交感神経幹にも絞扼性の過敏性が生じ、それが瞳孔散大筋を支配する神経や、松果体に向かう神経を刺激し、前者では瞳孔散大による羞明、後者では松果体ホルモン(メラトニン)分泌過多による睡魔の発生につながっているのでは、と考えます。
頸部交感神経幹 (上・中・下頸神経節)
・当然、上記仮説には、細かい点で医学的にそぐわない面や不足な点もあるかと思います。また、全ての下船病患者の普遍的な原因、とも思いません。ただ、今回のTさんの下船病治療例では、上記仮説の実践で改善した事から、この様な仮説と似た機序による下船病患者も、他に何%かはいるのではないか、と思います。
◆ 耳石器(平衡班)と内リンパ管(前庭水管)
・耳石器(平衡班)とは、内耳のほぼ中央部に位置する二つの袋状臓器で、一つは卵形嚢と呼ばれ、もう一つは球形嚢と言います。両者とも内リンパ液で充たされ、その中に多くの有毛細胞と呼ばれる毛の生えた細胞があります。人の移動時の加速度により内リンパ液が流れ、その際の毛の傾き方向を有毛細胞が検出する事により、移動方向を特定する機能があります。前者は水平方向の移動、つまり普通の歩行による加速度や電車や自動車などの加速度を検出し、後者は上下方向の移動、つまり階段の昇り降りやエレベーターの昇降などの加速度を検出し、それを脳に伝えます。
卵形嚢と球形嚢、および両嚢内にある耳石器
・前庭水管とは、この耳石器から脳硬膜に通じる小管で、耳石器などの内耳内の内リンパ液の圧力弁としての機能を担っています。この圧力弁が機能しなくなると、耳石器などの内リンパ液の流れが治まりにくくなり、いつまでも内リンパ液の慣性力が持続する可能性があります。
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それではお大事にしてください。
● めまい(立ちくらみ)と整体治療
患者=Tさん-23才-女性-主婦/パートの症例
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