(神のはしためルイザ・ピッカレータの「天国の書」第11巻より)
真の愛は不満によって左右されません
(1912年5月22日)
わたしがいつものように過ごしていると、祝福されたイエスさまが少しのあいだ来てくださいました
わたしは自分のうちに不満があるのを感じていましたが、イエスさまはわたしに対してこう言われました
「娘よ
真の愛は不満によって左右されることはありません
むしろ不満によって、愛によって最も美しい満足を得る機会が与えられるのです
なぜなら、わたしは満足の中の満足であり、わたしを愛する魂は、どんな不満も許容することができなくなるからです
そうでなければ、矛盾や違和感のある心や思考が生じ、わたしたちのあいだにある最高の調和が失われてしまうことになるでしょう
さらに、真の愛は愛によって成り立っており、愛以外のものによって機能することはなく、愛によって求め、愛によって明け渡されるのです
ですから、真の愛はすべてが愛で終わります
愛によって死に、愛によって再び復活するのです」
私は言いました
「イエスさま
あなたはこの話をすることによって私から逃げようとされているようですが、私があきらめていないことを知っておいてください
いま、あなたは愛によって私に身を委ねられています
どうか私のために愛の行ないをし、私にとって必要であり、私が縛られている者に身を委ねてください
そうすれば、残りの部分については私はあなたにすべてを委ねます
さもなければ、私は不満に思い続けるでしょう」
イエスさまは言われました
「あなたは不満を手段として勝ちたいのですね」
そしてイエスさまは微笑んで姿を消されました